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日本語に秘められた真理を探究する ― ことは(光透波)への誘い ― 第12回 「光透波は新時代を開く絶対理法」

2016/01/12

日本語に秘められた真理を探究する
― ことは(光透波)への誘い ―


第12回 
光透波は新時代を開く絶対理法
宿 谷 直 晃(しゅくや なおあき)

 前回は「理想世界実現のキーワードは光透波」であることを解説しました。
最終回の今回は、何故に光透波の字割で解釈した内容に整合性があり、宇宙の真理が解かれてゆくのかと、読者は不思議に感じられると思われますので、この疑問に応える話をしてゆきたいと思います。
 
宇宙は光透波の海(産み)でした
 本稿の第5回目に詳述してきたように命波理論では宇宙構成の真相は、無限に満たされた光透波(コトハ)の海の現れと解釈しています。その大海には当然のこととして千波万波、怒涛のような大波や、さざ波のような小さな波に至るまで、絶えることなく無数・無限に発生しては消えゆく波が生じています。その波々の全てを有形無形、森羅万象の具象の姿と仮定しますと、全てがコトバ(光透波)によって生じる波動と解釈できてくるのです。 
宇宙の創成も、森羅万象一切万有の生成流転も、さらに全ての人類の文化文明もコトバの波動によって成り立っていると考えられるのです。
 このことを聖書の福音書では「始めにコトバありき、コトバは神とともにあり、コトバは神なりき、全てのものはこれにより成き・・・」と謳っているのです。コトバによって全てのものが生成されることを判りやすく図解したものが上記の絵です。
 本稿では幾つもの霊言を紹介したり、字割を通して言葉の神性について記してきました。また、光透波を啓かれた小田野早秧先生は字割理論を根拠に「宇宙は音 音は光なのよ」とも語っておられます。
 
総ては波動によって成り立つ
 現代の科学でも総てのものは、波動によって成り立っていることが認知されています。私たちが話す言葉は波動の一分野です。人間の聞こえる範囲の音は20ヘルツから2万ヘルツの範囲と言われています。判りやすく言えばコトバは音であり、音は波動であります。波動=周波数の多寡によって超音波になり、各種の電波、各種の光、各種の放射能に変換してゆくことはすでに第1回目の本稿で記しています。さらに色にしても、匂いにしても、味にしても、その他、全てのものはそれぞれの決まった周波数・波動・波形によって現れていると推理されます。
 いや、これらの形の無い抽象的なモノだけでなく形ある具象の物、素粒子から大宇宙に煌めく無数の天体に至るまで、全ては波動によって成り立っているのです。その波動によって森羅万象が生成流転している。宇宙は音(広義の波動の意味)によって成り立っていたのです。宇宙には時として、所として、音の無いところはありません。このことを下図の字割が明かしているようです。
 
 
 
 
 万物は波動です。物質だけでなく、霊的なものも波動です。その波動の現れのベースになっているものがカズ、コトバ、オトとなるのです。それらに働く法則が音霊・数霊・言霊と言えましょう。
 このことを裏付ける神界からの情報もありますので紹介いたしましょう。一二三朋子氏の霊言集・神から人へ( 2000年2月12日)の一文です。
「波動とは、全ての事象、万物の、全ての元なり、大本なり。波動によりてことばも生まれ、波動によりて命も生きなん。波動を損ない、衰えぬれば、命も絶えて、生は終わりぬ。全ての元の波動を守り、高め強めて、さらに浄めば、命は長らえ、病も治らん。波動の元はことばにも、光にもなり、力となりて、伝え広がり、全てを浄めん。浄める元は波動にあれば、人は守れよ、命の根源。波動も光も、ことばも全てを。ことばを汚すは波動を乱し、この世を乱して、滅ぼさんとす・・・・」と。
 
神=実光透波=命の波動
このことを証しているのが「神」の字を数字で読み解いた左下図の字割です。
 
 


 「神」→「実詞」=「実光透波」=「ミコトバ」=「命波」と解することができるのです。さらに「命の波動」=「真の光透波」ということが明確に字割で浮かび上がってくるのです。本稿でしばしば「光透波理論」を「命波理論」と置き換えて記してきましたが、その根拠は右上図にあるのです。
 さて、コトバ(光透波)によって一切万有が生成されていることを説明してきましたが、そのコトバの中には当然のこととして音霊・数霊・言霊が含まれています。

 本稿の第8回目で光透波理論では宇宙構成の元素の音が50音であり、その一音一音には異なった意味があり、能(働き)があり、エネルギーがあることを記してきました。
 
 
 
 
 
音霊・数霊・言霊の関係
 この音霊が言霊に変わって意志と意思を持って様々な働きを起こす。その過程で機能しているのが数霊です。数に関して命波理論では以下のように捉えています。
数霊の働き
  1. 法 則 性
  2. 順 序 性
  3. 正 確 性

 分かりやすく説明しますと、50音の音霊の順序を決めているのが数霊であり、その順序・法則性により言霊が生まれその意味にそって機能するということです。言霊とは魂からの響きであって単なる言葉の表現ではありません。そして言霊によって森羅万象が生成流転しているということです。このことを判りやすく図解したものが下図です。
 
 
   
 
 
数の言葉は数えるコトバだけではなかったのです。そうして英語の「SOUND」と「NUMBER」を数で読み解くと以下のように「波動」と出てくるのですから不思議ですね。いや、命波理論では当然であると捉えているのです。
 
                      
 
 

 今日、世界人類は大転換期に直面していると言われています。すなわち体主霊従から霊主体従の時代へ切り変わるに際して、岡本天明氏に降ろされた預言書・日月神示の中に書かれている一文を紹介いたしましょう。
「神は言葉ぞ。言葉とはマコトぞ。 息吹ぞ。道ぞ。マコトとはマツリ合わした息吹ぞ・・・・・」と。また「神は数の世界を創ったのじゃ」と。さらに紫金之巻 十一帖には「国土(くにつち)の上は国土の神が治(し)らすのじゃ。世界の山も川も海も草木も動物虫けらも、皆この方が道具に、数で創ったのじゃ」と。そして扶桑の巻 第一帖には「天は数ぞと申してあろう。地はいろは(意露波)であるぞ」と、書かれているのです。

 
 
 
全てはコトバが先、現象はその後に
さらに、前掲の一二三朋子氏の神誥記の中にある興味深い言葉を紹介いたしましょう。それは、一二三氏が「ことばが先ですか。現象や感情が先ですか?」と宇宙の意識体に質問した時の答えの言葉です。
「始めにことば、後に概念。ものごと全てはこの順番なり・・・」。
また2000年4月8日の神誥記には「音から先に作られ、その音に、意味が与えられたり、物が作られたのでしょうか」の一二三氏の質問に、以下のような返事が返ってきています。
「さなり。『やま』という、ことばが先なり、『山』は後なり。ことばを作りて、その後に、神は音に合う意味与えて、意味を持つもの、物質作られなば、音には魂あるなり。魂なきが今のことばよ。なぜとなれば、物が先なり、ことばは後なり。なれば魂抜けしことばの溢れる世界が今の地上よ。神の作りしことばは消えて、人の都合に合わされぬれば、ことばは意味のみ、形のみ、魂宿らぬ空音ばかり・・・」と記されているのです。
 すなわち、「やま」というコトバによって「山」が造られたということです。すべてはコトバが先に発せられ、その後に全ての事象が生み出されるという宇宙の真理が神界からの情報として降ろされているのです。ところが物主霊従の今の時代は魂の抜けた言葉が氾濫して、神の作られたコトバは消え空虚な空音になり下がっている・・・と嘆かれているのです。
その一方で2009年2月21日の一二三氏の「神から人へ」の著書の中には以下の文面が掲載されています。
 
 
「日本のことば」は真理に繋がる言葉
「日本のことばは 言霊を最も多く残せる言語。なれば人は言霊を、今なお信じ、重んじる。日本の民は、今の地に、定まり住みて、幾万年。多くの民も移り住み、始めの御魂と交(まじ)われど、ことばは守られ、語り継がるる。日本の民の霊性は、ことばと自然の恵みによりて、森羅万象に神を見いだし、八百万(やおよろず)のもの神と呼び、その身に近く神と親しむ。日本の元なる太古の日本は、今の日本と異なれど、今も尊(とうとき)き言霊を、ことばに宿し、伝え、継がるる」と。
 古くから言霊の幸はう国と言い伝えられてきた日本の国の言葉は7000以上ある世界の言語の中で最も宇宙に繋がる言葉であったということです。その日本の国に文字の言霊学・光透波が誕生したのは必然的な神仕組みであったのです。したがって命波理論で字割すると宇宙の真理が浮かび上がってくるのです。
 
言葉の乱れ、意識の乱れが、世の乱れの根本原因        
 人は言葉でコミュニケーションをとり、言葉を使って思い考えて生きています。その言葉にはエネルギーがあります。現代人の多くはこの言葉の本質に気付かずに自身の発する言葉や、新聞・テレビ、その他の外から入ってくる言葉・情報に知らず知らずのうちに誘導され、思考や意識を歪めてしまっているようです。
今日、人類はあらゆる面で混迷と破綻に瀕しています。その真因は人々の意識の歪から生じていると言えましょう。その「意識」すなわち「心」は言葉によって成立することを本稿の2回目に解説したように、世界人類の意識の狂いは言葉から発しているのです。
 人々の意識の現れが時代に反映しているのですから、極言すれば今日の世相の乱れ、人類が直面しているあらゆる危機は、言葉の乱れに起因していると言えるようです。
したがって言葉を正すところに健全な思考・意識、そして幸せな生き方が開かれてくるのです。嘘・偽り・誇張・破壊的・暴力的・謀略的な言葉にのめり込んでいたのでは、幸せと調和は得られる筈はないのです。
光透波(こうとうは)は、これから迎える物心調和の時代に先駆けて、人々がこの激動の転換期を無事に乗り越えてゆけ、健全で豊かな生き方が掴めるように、言葉のエネルギーの活用法を伝え、学ぶことが出来る言霊学です。真理を読み解く光透波理論は言葉の狂いを正し、人の意識を正常化し、さらには世界人類の混迷と破綻を拭う上で必要不可欠な言霊学と言えるのです。本稿で繰り返し説いてきましたが「言葉が神」である以上、この見解は当然の帰結と言えるのです。
未だ人々に認知されていませんが、小田野早秧先生によって啓かれた光透波はアインシュタインの相対性理論に対蹠する絶対性理論として言霊の国・日本に生まれ出たことを強調して、12回にわたる日本翻訳協会のWEBサイトの寄稿を納めさせていただきます。


 
宿 谷 直 晃(しゅくや なおあき)
昭和16年、東京に生まれる。日本大学法律学部卒業。
光透波を啓かれた小田野早秧先生の直弟子・磯部賢一氏に平成17年秋に出会い、コトバの神性を解明する「光透波」に共感共鳴して学ぶとともに、光透波の普及に努め講演活動にも携わるようになる。
平成25年11月、「言霊<光透波>の世界」の本をヒカルランドから出版する。