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日本語に秘められた真理を探究する ― ことは(光透波)への誘い ― 第8回

2015/09/10

日本語に秘められた真理を探究する
― ことは(光透波)への誘い ―


第8回 
調和をもたらす日本語の特長
宿 谷 直 晃(しゅくや なおあき)

日本語は唯一の母音中心言語

光透波(命波)理論では日本語の特長は「一音一字」「母音中心の言語」「縦書き」「五十音図表」、その他いろいろと強調されていますが、ここでは下図のようにその主なものを掲げてみました。          

古くから50音図表が日本にだけに引き継がれている深い意味を人々は気付いていません。が、実はここに極めて重要な日本語の秘密が隠されているのです。音の元素が50音であるということはすでに記述しました。そして日本語は世界の言語の中で唯一、母音中心の言語と言われています。

英語を初めとする欧米の言語も、中国語や朝鮮語等のアジア諸国の言語も、その他世界の各地で使われている言葉は総て子音中心の言語ですから、これだけでも日本語が如何に特異な言葉であるかが分かります。

母音中心でアクセントやイントネーションの少ない日本語は、世界の言語の中でも大変に奇麗な響きを持っているようです。多くの外国人から「おはようございます」「ありがとう」「おもてなし」等の言葉を聞くと心が癒されるという・・・声を聞くことができます。

 西洋の言葉・アルファベットの特長

さて、ここで少し話しを転じ西洋の代表的な言語の英語のアルファベットについて説明いたしましょう。アルファベットには分析力があることは「KOTBA」の文字解きで記しましたが、もうひとつの特長があるのです。それは数を読み解く文字であったのです。命波理論では、A-1、B-2、C-3・・・・・Z-26、というようにアルファベットの文字を数字に置き換えたり、その数を加算して原数に戻したり、また下図のように表数の裏の数を出して、アルファベットの文字や数字から、その奥に秘められた性質や意味を読み解くことを命波理論の字割ではしております。

※アルファベットの表数・裏数・原数戻し等に関しては詳しくは光透波セミナーで習得

することが出来ます。ここでは紙面の都合で割愛します。

それでは日本語の特長を理解して頂くために分析力のあるアルファベットに「日本語」を置き換えて解読してみましょう。

「NIHONKO」の数を上図のように原数戻ししますと「5」の数字が浮かび上がってきます。「5」→「イ」→「五十」の意味が出てきます。したがって日本語の元素が50音であることが分かります。既述しましたように「音」も50、「神」=「SHIN」も50、さらに「日本語」も50ということで、日本語は母音中心の50音を基幹とする言葉であると読み解けるのです。そして「SHIN=神」にも通じているのです。

母音中心の言語は和の心を育む

母音中心の日本語は文字通り母の響き、母の心である調和と抱擁力に富んだ波動が現われてくる言葉です。そこに我が国独特の調和の心、和の文化が築かれた素地があったと考えられます。世界各国の文化と比べると、日本は穏やかで調和に満ちた文化を築いてきましたが、その根元的な理由がここにあった推論できるのです。一方、母音中心の言語に対し子音中心の言語は一音一音の独立性が強い響きがあり、自ずから利己性の高い波動が出てくるようです。

これらことを端的に示す事例が先の東日本大震災の折に発揮された被災者の行動と言えましょう。甚大な地震や津波に遭った被災者たちが生死を分ける厳しい状況の中でお互いに助け合い支え合った美談が広く報じられ、世界中の人々から「日本人は素晴らしい・・・、信じられない・・・」の声が沸き起こりました。この心優しい日本人の心根、その根源的な力は、母音中心の和の響きを醸し出す日本語にあったと考えられるのです。

 これに反し、子音中心の言語は利己性・競争性の波動が高く対立・抗争の文化を生み出す傾向があるようです。それ故に世界の各地では大災害が発生すると略奪や暴行が頻発する。その素地が言語の中に潜んでいるように思われるのです。

日本語を学ぶと性格が変わる外国人

このように書くと論理の飛躍だと批判される方もいますので、このことを裏付ける資料を掲げましょう。

39年間、カナダ ケベック州に住み、2012年にモントリオール大学日本語科科長を退職するまで25年間、カナダ人に日本語を教えてこられた金谷武洋氏に「日本語が世界を平和にするこれだけの理由」の名著があります。

その文中で日本語を学んだ後に教え子が日本に旅行し滞在をして帰った印象が4点掲げられていました。

>1)            自然や庭園などが美しい

2)            街並みなどが清潔

3)            人が親切

4)            交通が便利

まあ、このような感想は私達がよく耳にすることですが、その後の文中で目にウロコ・・・、日本語の本質と素晴らしさを理解できる内容が以下のように書かれているのです。

「過去200~300人の教え子を日本に送り込み、日本語学習させてきた。カナダに帰って来ると、殆どの学生が優しくなります。なんと日本語を話し日本で生活すると本人が気づかないうちに性格が変わってしまうのです。話し方も変わります。声が変わります。静かな声で話しするようになります。つまり攻撃的な性格が姿を消します」と。

すなわち日本語社会の中でカナダの学生が生活し日本語を使うようになると、こぞって性格が変わって調和の心を持つようになる、というのですから驚きです。

アイウエオの秘密

引き続いて、音の元素50音を理解していただくために、字割を通して考えてみましょう。

下図は50音図表の母音「アイウエオ」をアルファベットの数で読み解いたものです。すると51の数字が出てきました。51の意味は50音図表の枠の外に元の父音とも言える「ン」音を加えた数と言えるようです。

 どうやら「あいうえお」は51音の母なる音であることが分かってきます。

さらに「あいうえお」の奥には宇宙の創造主の愛の心が秘められていることを読み解いたものが下記の図解です。

光透波を啓かれた小田野先生の直弟子・堀尾氏が「あいうえお」について考えを巡らせていたとき、突然、「I LOVE YOU」の閃きの啓示が降りたそうです。それで堀尾氏は「なんで『あいうえお』が『I LOVE YOU』なのか?」と考え続けた結果、以下のように読み解いたというものです。

 アルファベットの「E」=5の裏数は22、22番目の文字は「V」。同様に「O」の裏は「L」の文字が出てきます。したがって上図のように組み合わせると、「あいうえお」が見事に「I LOVE YOU」と読み解けたのです。

 このように日本語の「50音図」、基幹の音「あいうえお」を命波理論の字割で解読すると、日本語が宇宙=神と繋がった言葉であることが明確に浮かび上がってくるようです。それ故に古代から日本のことを「言霊の国」と言い伝えられてきているのではないでしょうか。

そして「光透波理論=命波理論」はこの言霊の国の土壌から生まれた「文字の言霊学」であり、日本語の文字や言葉から宇宙の真理・哲理を読み解く方程式でもあると言えるのです。

                 
宿 谷 直 晃(しゅくや なおあき)
昭和16年、東京に生まれる。日本大学法律学部卒業。
光透波を啓かれた小田野早秧先生の直弟子・磯部賢一氏に平成17年秋に出会い、コトバの神性を解明する「光透波」に共感共鳴して学ぶとともに、光透波の普及に努め講演活動にも携わるようになる。
平成25年11月、「言霊<光透波>の世界」の本をヒカルランドから出版する。