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日本語に秘められた真理を探究する ― ことは(光透波)への誘い ― 第7回

2015/08/10

日本語に秘められた真理を探究する
― ことは(光透波)への誘い ―


第7回 
日(霊)の本の国にコトバと文字が
宿 谷 直 晃(しゅくや なおあき)

 前回は「命」を光透波理論ではどのように捉えているかについて説明し、そのキーワードが「初めのコトバ」であること記してきましたが、今回はそのコトバが人類に初めに降ろされたと推理される「日ノ本の国・日本」について話を進めてゆくことにいたします。
 
日本の本質と国柄とは
初めに日本の国柄について説明いたしましょう。
「日・本」の二文字を命波理論の字割によって解き明かしてみることにいたします。もとより「日本」を字割するに際し、その切り口によって色々と読み解けるのですが、下記の図解をベースに「日本の国」の本質を紐解いてみましょう。




①「日本とは秀でた見えないエネルギーが運んでいる国」
 「日夲」の読みは「ニホン」、「ニ」は天鏡図では「荷」、数字の「2」→「霊」の見えない世界のエネルギーの意味が出てきます。「ホ」は「秀」の字、「ン」は「云」=運の略字。
したがって「日本」を「ニホン」と読んだとき、「日本とは秀でた見えないエネルギーが運んでいる国」の意味が出てきます。
 

②「宇宙の答えである秘められた働きが納まっている国」  
 「日夲」は「ヒノモト」と読みますので、それぞれの音の意味を天鏡図から読みますと「ヒ」→「秘」、「ノ」→「能 納」、「モ」→「母」(「父」)と解釈すると「母」は「宇宙」の「宇」=無限空間の意味、「父」は「宇宙」の「宙」=絶対時間の意味、「父母」=「宇宙」、「ト」→「答」。

③「日夲」の国とは秘められた答えの因(素)の国。
④「日夲」の国は「人」の因(素)になっている国
 「日夲」の「本」という字を昔は「夲」の字を使っていましたので、ここでは旧字をベースに読み解いてゆくことにいたします。
「日」を字割すると「口」と「一」に分けられます。「夲」の字は「大」と「十」。「一」→「ヒ」→秘密の「秘」。
「十」は「ト」と読めますので「ト」→「答」。「一・十」は「秘・答」→「秘密の答え」。また「ヒト」と読めますので「ヒト」→「人」。

 そして「口」「大」の部分を上図のように組み合わせると「因」の字が出てきます。これらを纏めて意味を取りますと、「日夲」の国とは秘められた答えの因(素)の国、又は「日夲」の国は「人」の因(素)になっている国であることが分かってきます。
このように「日本」という文字から①②③④といろいろと読み解けてくるので日本の国は、これらの総合した意味合いを持つ国であると言えるのです。
 
 そして「日本国」=「日(ひ)ノ本ノ国」=「霊(ひ)ノ本ノ国」とも称しています。「霊」とは「体」に対比される見えないエネルギーの意味があるので、「霊(ひ)ノ本ノ国」とは霊性=精神性の豊かな因(元)の国と解せるのです。
このように「日本国」=「霊ノ本ノ国」の本質が字割することによって明確に浮かび上がってくるのです。
もっと言えば「霊」が因(もと)にあってその反映として「体」が顕われてくるのが宇宙の仕組みであることを考慮すると、日本の国は世界の元(=素)の国であると言えるのです。それ故に昔から神国とか惟神の国とか称してきた所以(ゆえん)であると言えるのです。
 
日本の国は世界の中枢
この日本の不思議な国柄を的を射て説いている人に大本教の出口王仁三郎氏がいます。氏は神界からの啓示を受け下記のように語っています。
 


 
 「日本は世界一切の中枢である。文芸・宗教・教育・その他あらゆるものの枢府である。熱帯に枕し、寒帯に脚を延ばし、あらゆる気候、あらゆる土質、風土の凝集地である。即ち世界一切の小縮写である。世界の典型である。否、世界万邦の中つ国として、万国統治の中府である。霊域である」と、正に妙を射た明言と思われませんか?
 そして、この言葉を裏付けるように日本地図のと世界地図がおおよそ相似していることを挙げる人もいまです。読者の皆さんも四国とオーストラリアが大変似ていると思われたことがあると思います。下記の図では北海道が北アメリカ、本州はユーラシア大陸、九州はアフリカと対比されており、では南アメリカは何処か?どうやら台湾のでるとのことです。かなり日本列島をデフォルメしてありますが、それでも日本列島が5大陸と相似をなしていると、筆者は思われて仕方ありません。




このように日本の国は不思議な霊性豊かな特徴を持った国と言えるようです。その一つの現れとして我が国が200程ある世界の国々の中で、歴史が一番古い国であることも挙げられましょう。いや、中国4千年の歴史があるとか、古代メソポタニアやエジプトはもっと古い国であると主張する人がいますが、中国は易姓革命で繰り返し繰り返し王朝が替わっており今日の共産中国は建国してから、わずか百年にも満たない国家です。また、古代メソポタニアやエジプト等の古代国家は、とうの昔に滅んでおり今日ではその面影すらも残っていません。
ところが日本の国は神武建国以来、今上陛下に至る125代の天皇が継承する、実に2675年の長きにわたり営々と引き継がれて現存する世界最古の国であるのです。
 そして、世界の総陸地面積のたった0.25%の日本列島に住む世界人口の1.7%の日本人が、世界のGDPの6%を生産し、文化的にも技術的にも高く評価されている世界第3位の経済大国であることも、日本が大変不可思議な国と言えるのではないでしょうか?
 
言霊の幸はう国


 さらに特筆すべきことは、今から千数百年前の昔に出された万葉集の中で柿本人麻呂や山上憶良は、我が国のことを「言霊の幸はう国」と歌っていることです。
 
 
コトバが神ならば、言霊の幸はう国は神国でもあるわけです。その霊(ひ)ノ本の国・日本に宇宙から初めてコトバも文字も降ろされたと推理できるのです。それ故に遠いい万葉の昔には『古来、大和の国は言霊の幸はう国と言い継がれてきた』と歌われているのです。当然のこととして漢字伝承以前から幾つもの神代文字(本稿の後半で詳述する予定)が日本には伝わってきているのです。
 
文字発祥の地は日本
日本が文字発祥の地であることは学術的にも証明されつつあるようです。我が国のペトログラフの第一人者・吉田信啓の著書・「神字(かんな)日文(ひふみ)解」には以下のように書かれていますので紹介いたしましょう。
「かつてメソポタミアのシュメールは世界最古の文字文明の国とされ、学校教育でも、そのように教えられてきた。 しかし、今やペトログラフ学や岩刻画研究の世界的学術展開によって、シュメール以前の文字の存在が明るみに出されつつある。 言い換えれば、もはや『メソポタミアの世界最古の文字文明』は、一頃の伝説として博物館行きの時代となっている・・・・・。 『実は日本にメソポタミアの文字文明に先行した文字文明があった』ことがペトログラフの検証により唱道され、世界の学者が認知するようになっている。 
 アメリカやカナダ、ニュージランド、中国、インド、オーストラリア、アフリカなどと、世界各地で見つかるペトログラフや岩刻画よりも、より文字の形態を持ち、文字として解読できるものが小さな日本列島に二千個も発見されています。今後ますます発見数は増えることが予想される以上、どの学者も『もしかしたら日本は世界最古の文字文明が栄えた国であり、或いは日本で発達した文字が世界に散っていったのではないか・・・』と考えるようになっているのは、当然であろう。しかも、日本には世界の何処にも例のない『天皇』という存在があり、歴史的にも世界で最も神秘的な雰囲気を漂わせている」と記されているのです。
このペトログラフ学会の見解は、日本語を字割することで宇宙の真理を読み解く命波理論とも合致しているものと、筆者には受け止められるのです。
また日本語が世界の言語の素になっているという見解の名残が「名前」の単語と言えるようです。
  日 本 語       NAMAE  (ナマエ)
    英   語       NAME  (ネーム)
    ドイツ 語       NAME  (ナーメ)
   フランス語       NOM   (ノム)
   スペイン語       NOMBRE(ノンブレー)
また、世界の代表的な言語である日本語と英語を字割すると、その深意が共通する言葉が数々あることも、その裏付けと考えられるようです。
 
 さて、日本語は世界の言語の中で、唯一、母音中心の言語と言われています。そして50音図表を古から引き継いできている唯一の国でもあります。
 英語を初めとする欧米の言語も、中国語や朝鮮語等のアジア諸国の言語も、その他の世界の各地で使われている言葉は、総て子音中心の言語のですから、日本語が如何に特異な言語であるかが分かります。
この母音中心の言語がどのような意味を持っているかについては、引き続いて次号で詳述させていただきたいと思います。

 
宿 谷 直 晃(しゅくや なおあき)
昭和16年、東京に生まれる。日本大学法律学部卒業。
光透波を啓かれた小田野早秧先生の直弟子・磯部賢一氏に平成17年秋に出会い、コトバの神性を解明する「光透波」に共感共鳴して学ぶとともに、光透波の普及に努め講演活動にも携わるようになる。
平成25年11月、「言霊<光透波>の世界」の本をヒカルランドから出版する。