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翻訳者としてのOFFのすごし方 - Mind & Bodyの癒し方 Mind & Bodyの癒し方 - 橋本 佳代子

2013/11/25

翻訳者としてのOFFのすごし方
-Mind & Bodyの癒し方

橋本 佳代子 :バベル翻訳大学院 第4専攻

 
 おそらく多くの人が同様に思っておられると思いますが、翻訳作業は、とても地道な作業です。
人によって若干進め方は異なると思いますが、パソコンに向かい、他の参考資料や語彙の確認をする辞典を片手にひたすらもくもくと作業をしなければなりません。

 私の場合、翻訳作業の他に契約書のドラフトも仕事で行っていますので、同様にパソコンに向かって淡々と作業をしている日々を送っています。
 そんな生活の中、「どうOFFの時間を過ごすのか」は、とても重要になります。

 言うまでもなく、ONとOFFの切り替えを上手に利用することは、仕事を継続する上でとても重要なことです。我々は、ずっとONの状態を継続することはできません。OFFの時間があるから、ONの時間があるといってもいいでしょう。

 OFFの状態とは、私にとって、仕事をしている時間帯が「動」の時間であれば、いわゆる「静」の時間です。この時間にいかに自分がエネルギーをチャージできるかが、この「静」の時間の使い方にかかっています。

 そして「静」の時間の最適な活用方法は、何か好きなことをする!ということが、一番だと考えます。
しかし、あくまで「静」の時間ですから、それをすることによって逆にエネルギーを使うことはしたくありません。私の場合は、どちらかというと、「静」の時間は、癒しの時間に匹敵します。

 OFFの時間に癒されたい!ということをどう実現すればいいのでしょうか。癒されるということは、心が喜ぶことです。大切な人と時間を過ごす、誰かのために何かをする、というのが私にとっては、最高の癒しです。

 もちろん相手がいなくても一人でできてしまう「癒し」もあります。大好きなバス・グッズとともにお風呂に入る、ふらっと散歩に出かける、などがそうです。たまには一人でほっとしたい、という欲求はありますが、やはり人とのコミュニケーションを通じて、心を癒したいと思っています。

 私は現在息子と二人暮らしですが、OFFの時間は、できるだけ彼との会話を大事にしています。思春期の男子なので親子で会話なんてとても難しいと言われる方もいらっしゃいますが、私たちはたまには一緒に映画に行ったりもする仲のいい親子です。
ここで一つ。究極の癒しについて、皆様にお伝えしたいことがあります。
それは、癒されるというと、ついつい何か相手に求めたりしてしまいがちですが、いかに相手を喜ばしてあげられるか、ということを常に心がける努力をしています。何か自分の言動により相手が喜んでくれた時が一番うれしく、癒しになります。例えばおいしいケーキがあったとします。これを一人で食べるのももちろんかまわないのですが、誰かに半分あげて、相手といっしょにおいしくいただくほうがより幸せだと思いませんか。

 私の場合、忙しくて普段はあまり料理ができないのですが、OFFの時間に息子においしい料理を作ってあげて、一緒に食べる。彼の喜んでいる顔をみるだけで、なんだか満たされた気持になり、「疲れた」とか、マイナスな気持ちはどこかに行ってしまいます。
自分自身が元気がないときは、そこまで余裕がないこともあります。しかし、そういうときにこそ、相手を喜ばせるということをすれば、実はそれは必ず自分に戻ってくるということを信じています。

 何か特別なことをしなくてもいいので、当たり前のことでも、気持ちをこめる!ことです。 例えばおいしいコーヒーを入れるときに、飲む人のことを考えて、おいしく飲んでほしいという気持ちを込めることです。(ちなみに息子はカフェオーレが大好きです。)
気が向いたときに少し離れた場所に住んでいる母に、気持ちを込めて簡単なシチューを作って届ける、家を明るくするために、リビングに花を飾ってみる、友人に電話をして楽しい話をして相手に喜んでもらう、そういった些細なことですが、私自身が癒されるだけでなく、相手も喜んでもらえるような何かをすることが私の「癒し」です。

 心と体はつながっているので、心が元気になることが、体を癒す大前提です。




プロフィール: 橋本 佳代子 
神奈川県在住。
今年の7月にバベル翻訳大学院に入学いたしました。現在はフルタイムで仕事をする傍ら、将来翻訳家として独立できることを目標として演習に取り組んでいます。

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