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未来の履歴書~職業欄:絵本翻訳家~ - 葛西 優子

2013/10/25

未来の履歴書~職業欄:絵本翻訳家~

葛西 優子:
幼少時、父の赴任により6年近く米国に在住。
大学時はドイツ文学を専攻。
卒業後、書店勤務。結婚を機に退職、子育てに専念。
主人の赴任により再び米国へ4年近く在住。
バベル主催週刊NY生活翻訳コンテストへの応募をきっかけに
バベル翻訳大学院文芸専攻生となる。今春、日本へ帰国。

 

 未来の履歴書~職業欄:絵本翻訳家~
 
 キャリアサクセスシリーズSTEP4の今回は、5年後の未来の履歴書の作成が課題となりました。まず初めに一言お伝えしたいことは「プロフェッショナルとして認められる、その第一歩を踏み出す。」意味を持たせています。5年後という設定での“未来の履歴書”とします。なぜならば、キャリア・サクセスの階段を昇ってゆくのに5年後は駆け出しのイメージが強いのです。成功の1ステップには違いありませんが、あくまでもスタートであり、ゴールではない位置づけです。

 このようにわざわざ断りをいれるのには、二つの理由があります。一つ目の理由としては、職業欄:専業主婦と現在堂々と記入しています身分故に、5年後は絵本翻訳家、もしくは翻訳家となれば、一つの成功といえるのです。翻訳大学院生という身でもありますが、はっきりとした目標を自分自身に課さない限り、主婦業のかたわらになってしまいがちです。そのような生半可な気持ちを引きずっていますと、プロフェショナルとしての成功はおろか、翻訳の勉強も中途に終わってしまいます。正直のところ、これまで翻訳大学院生ではありながら、漫然とゆっくりとしたペースで行っています。キャリアを積み上げようとする気迫に欠けている、と指摘されても無理もありません。この生半可な気合いも目標をしっかり定めていないところから生じたものです。この2カ月近くキャリア・サクセス自己実現シートの作成に携わり、私自身の中で何をもって成功とするのかを考えてきて、ようやく道筋が見えつつあるところまでたどり着きました。最初の気軽に考えた生ぬるい気持ちと、今現在の真剣に考えた上で覚悟を決めた気持ちは変化が顕われている、といえます。

 一つ目の理由がキャリア成功の第一歩への到達としますと、二つ目の理由はその先への始まりとなります。絵本翻訳家としての地位を確立した上で、絵本を通して日本と他の国の文化や人々の相互理解を促したい、思いがあります。相互理解へとつながる前段階として、興味を持ち合う必要があります。興味をひき出すきっかけが絵本だと信じています。絵本は子供向けのものとは限りません。子供も見、聴き、読んで感じ取れるものであり、大人も別の視点で感じ取るものです。子供にもうったえかけられるように、絵のみ描かれ、わかりやすい言葉で綴られてことが多いのです。わかりやすく、感じ取りやすいからこそ興味をひきだすきっかけにあてはまる媒体となります。子供はバイアスがあまりかかっておらず、柔軟に考える為、興味、親近感が早い段階に培われ、大人は簡単にみえるがゆえ比較的手に取りやすいものが絵本です。絵本の持つ効能を使い、真の私が目的とする使命を成し得たいという思いは、考えれば考えるほど強くなってゆきます。膨大なものとなる為、5年後はその第一歩片足を踏み出すのに精一杯、となります。

 5年より先が広大な為、5年後の目標が小さなステップに見えてしまう感覚にも陥りがちなところ、目標までのスキルやキャリア構築の設定作業のことを思い返しました。絵本翻訳家として出版物に私の名前が載るまで必要とするスキルの獲得、キャリアの獲得はまだまだ、たくさんあります。改めて、茫然とした思いがするものの、目標達成とする為には今までのように漫然と、或いはやみくもにあたるのではなく、一つ一つのステップを考え、設定する大切さを実感しました。あとは、でかい夢が計画倒れとなりませんように、腹をくくって宣言したからには実行せよ、と覚悟を決めました。

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