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『メディカルヨガ ヨガの処方箋』 の翻訳者、板谷いさ子 (いたや いさこ)さん

2011/12/10

12月10日号に登場の新人翻訳家は ―  板谷いさ子  (いたや いさこ)さん。


毎月多くの翻訳書が出版され、新人翻訳家も多数誕生しています、これまでの出版経験を持つプロ翻訳家ばかりでなく、多様なチャンスを積極的に活用することで、自己表現できる機会がひろがってきていることを感じます。編集部では、これらの新人翻訳家にスポットをあて、どんな方がデビューしているのかをご紹介し、インタビューによって翻訳出版の動機や、その背景も探っていきます。


連載44回目の12月10日号では、 
メディカルヨガ ヨガの処方箋の翻訳者 板谷いさ子  (いたや いさこ
さんをご紹介します。

 
板谷いさ子さん  書籍名:  メディカルヨガ ヨガの処方箋
      著:        ティモシー・マッコール
  出 版:   バベルプレス
 

編集: 
本日のインタビューは板谷いさ子さんです。板谷さんは『メディカル ヨガ』翻訳書で翻訳家デビューされました。また現在「ドリームワーク」の翻訳出版も進行中です。今回はこのたび増刷された『メディカル ヨガ』のお話を伺います。
板谷さん、本日はインタビューよろしくお願いします。はじめにプロフィールと最近の活動についてについて聞かせていただけますか。

 
板谷:
はい、1980年代のはじめ、家族とともにカリフォルニアに5年間住んでいました。そこからわたしの英語を学ぶ日々が始まりました。勿論今もまだ道半ばどころか、到達地点はどこで、自分が今なにを模索しているかさえわかっていません。当時は全く英語がわからないのに、カリフォルニアで地域のコミュニティー・カレッジで勉強しました。日本に帰って来てから、テクニカル翻訳の学校に4~5年間通い、まずテクニカル翻訳で在宅翻訳の仕事を始め、1995年ころから三菱重工(株)のごみ焼却場の設計部門の翻訳スタッフとして6年間働きました。
 
勤務自体は楽しかったのですが(若い人がたくさんいたりして)、仕事はビジネスレターを書いたり、文献を和訳したり同じことの繰り返しでつまらなくなり、自分が本当にやりたかったことを見失いそうで止めました。それから通信教育で出版翻訳を学びました。
今は、「メディカル ヨガ」と「Dream Work(現在編集作業中)」の二冊の共訳作業を終えて、また次の本を模索しています。

 
編集:
最初はビジネス翻訳をなさっていたのですね。ご自分が本当にやりたいことを見つけられたようで、良かったですね。
英語を学ばれて、翻訳に興味をもたれたのはどんなきっかけからでしょうか。

 
板谷:
もともと文章を書くことが好きでした。たまたま米国在住ということで英語を学ぶチャンスがあり、英語をしゃべることも好きですが、やはり通訳より文章を推敲しながら書くという翻訳の仕事にひかれました。
 
編集:
文章を書くのがお好きということが、大きなきっかけになっていたのですね。
翻訳は、半分は文章力ですからね。
それでは、この作品との出会いと、これを翻訳したいと思われたのにはどんな理由や思いがあったのかお聞かせください。

 
板谷:
2009年早春、サンフランシスコを訪問した折、”Yoga As Medicine”が大手チェーン書籍店の入り口に平済みで売られていました。当時、個人的にチャレンジできるいい原書はないかと探していた時です。健康関連の啓発本もいいなと思っていたので、一応候補の一つに挙げておきました。(アメリカもやはり健康ブームで、この種の本は広いフロアーの大部分を占めている程でした)。帰ったら、たまたまこの本の共訳者の募集がありましたので、渡りに船とばかり、乗っちゃいました。
 
編集:
そうだったんですか。サンフランシスコで、既に、出会いがあって、帰国したらCo-PUBのオーディションが待っていたなんて、すごいご縁というか、シンクロニシテイがありましたね(笑)。この『メディカル ヨガ』は、これまで日本ではまだ紹介されていない、病気の予防や改善につながる画期的なヨガの本ですから、たいへん評判になり。2刷の増刷になりました。おめでとうございます。
ワークショップに参加してのご感想や、翻訳についての苦労したこと、楽しかったことなど聞かせてください。

 
板谷:
監修者、共訳者の方々とともに作業をする中、非常に学ぶことが多かったです。翻訳のイロハもわかっていないことを痛感させられました(まだわかったとはいえないですが!)。また書籍を出版する上での文章作成の約束事など非常に貴重な体験をしました。
 
編集:
この作品は、500ページを超える本でしたから、10名の翻訳者のプロジェクトになりましたが、チームワークがうまくいって、素晴らしい本に出来上がりましたね。いろいろな方が参加されていたので、たくさんのディスカッションがありました。
出来上がった本を手にしたときのお気持ちはいかがでしたか。
またどんな方に読んでもらいたいかもお聞かせください。

 
板谷:
さすがに出版は初めてなので感動しました!ヨガのインストラクターの方たちに読んでいただきたいと思い、何冊か贈呈しました。また実際特定の病気で苦しんでいらっしゃる人たちにも読んでほしいですね。特定の病気については、西洋医学だけではなく、ヨガを含む広いアプローチで対処するという形をとっていますので、医者に行っただけでは治らない病気を抱えていらっしゃる方に、この本は最適だと思います。
 
編集:
病院にいかなくて病気を治せる時代がやってきますね。
最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせください。

 
板谷:
いい原書を探しているところです。いい原書とは1. 自分が感動できる。2. 日本人に是非読んでもらいたい。3. 自分が興味のある分野。4. 人気作家ではなく版権が取りやすい。
何十万冊もある英語の原書の中で条件にあったものを探すのは大変です。
健康、食物汚染や添加物に興味がありいろんな本をよみました。また音楽が好きなのでクラシックの作曲家の伝記やその周辺の物語。さらにイタリア、ルネサンスの歴史をちょっとかじり始めたら面白くてやめられない(これは日本語で読んでいます)。
私は、先が長くはないので(笑)、人生最後の一冊、自分が本当に感動できる本をじっくりと翻訳していきたい、(実際出版されるかどうかにかかわらず)と思っており、それが夢でもあります。

 
編集:
板谷さんはとてもお若くて、行動力もあって、いつも感心しています。先日もアマゾンのキンドルの使い方を伝授していただきまして、編集部より進んでいます(笑)。
健康、食物汚染や添加物の本は、これからますます広めていただきたい内容だと思います。良い本が見つかりますように。
今後のご活躍を心よりお祈りしています。本日は、ありがとうございました。


 

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