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『メディカルヨガ ヨガの処方箋』 の翻訳者、尾松恭子(おまつ きょうこ)さん

2011/08/10

8月10日号に登場の新人翻訳家は ―  尾松 恭子  (おまつ きょうこ) さん。


毎月多くの翻訳書が出版され、新人翻訳家も多数誕生しています、これまでの出版経験を持つプロ翻訳家ばかりでなく、多様なチャンスを積極的に活用することで、自己表現できる機会がひろがってきていることを感じます。編集部では、これらの新人翻訳家にスポットをあて、どんな方がデビューしているのかをご紹介し、インタビューによって翻訳出版の動機や、その背景も探っていきます。


連載36回目の8月10日号では、 

メディカルヨガ ヨガの処方箋の翻訳者尾松 恭子 (おまつ きょうこ) 
さんをご紹介します。









  書籍名:  メディカルヨガ ヨガの処方箋
   著:        ティモシー・マッコール
  出 版:   バベルプレス
 

編集:
  
今回は『メディカルヨガ ヨガの処方箋』の翻訳尾松恭子さんにお話をお聞きします。尾松さんよろしくお願いいたします。 はじめにプロフィールについてお聞かせください。 

尾松: 
   津田塾大学国際関係学科を卒業しました。イギリスに5年とアメリカに7年半の英語圏での生活経験があります。ロンドンでは、小学生の子供2人を育てながら、自分も英語学校と大学に通い、英語の資格をいくつか取りました。帰国してから、外資系を中心に実務経験を積んだ後、2004年にアメリカに来ました。アメリカでは、トランスレーター、訴訟開示資料のレビュアー、特許法律事務所のパラリーガルチーム・マネージャーなどとして仕事をしながら、バベル翻訳大学院(USA)で法律翻訳の勉強をしました。9月に日本へ帰るので、現在は引越し準備のため、仕事は中断しています。 

編集:  
   海外から日本へのお引越しの準備は、色々とお忙しいでしょうね。 
   それでは、翻訳家になりたいと思われたのは、どんなことからでしょうか。
 

尾松: 
   翻訳という仕事を始めて意識したのは、子供たちが小さくて、家で子育てをしていた頃です。その時は、時々小さい仕事でもできればいいな、というくらいの意識だったような。 それから、外で自由に働けるようになると、キャリアの方向性として、翻訳専門ではなく、業務の一部として翻訳もするという形を選びました。でも、なぜか、いつかは自分の翻訳書を出版したいというのが長年の夢だったんです。 

編集: 
   バベル翻訳大学院(USA)では、法律翻訳を専攻されていますが、それはお仕事につながっているわけですね。 
   最終的にはご自分の名前で翻訳出版をしたい、とお考えのビジネス翻訳者の方、結構いらっしゃいます。Co-Pubで翻訳書の出版を実現されたわけですが、この「メディカルヨガ」を訳したいと思われたのはどんな理由や思いからなのでしょうか。
 

尾松: 
   バベル翻訳大学院(USA)の院生になってからCo-Pubを知り、すばらしいシステムだと思いました。「メディカルヨガ」のオーディションを見つけたのは、ヨガを始めて半年くらいで、ヨガという言葉に敏感に反応するようになっていた-、仕事がひとつ終わって次の仕事を探していた-、大学院在学中に出版翻訳を経験しておきたかった(大学院の単位にもなるし)-という状況のときで、迷わず応募しました。   

編集: 
   いろんなことが、シンクロしていたわけですね。翻訳された感想や、海外からの参加で、ワークショップの体験はいかがでしたか?楽しかったこと、苦労したことなども聞かせてください。 

尾松: 
   何といっても一番残念だったのは、一度も打ち合わせに出席できず、参加された皆様方にお会いできなかったことです。読みやすい議事録をすばやく作成して下さった訳者の方々には、本当に感謝しています。わくわくして始めたワークショップですが、自分の担当部分の翻訳が全部終わらないうちに、次の新しいフルタイムの仕事が決まったため、時間のやりくりがかなり厳しくなってしまいました。でも、体調もくずさず、新しい職場をクビにもならずに何とか切り抜けられたのは、訳していたのがこの本だったからかも。このCo-Pubでの経験は、その翌年に大学院の修了作品を訳したときにとても役立ち、やっておいてよかったーと思いました。 

編集: 
   大学院の講義も受けながら、新しいお仕事をしながら、ハードでしたね。お仕事がクビにならなくて良かったですね(笑)。ワークショップでは1冊を訳すという体験ができるので、修了作品の作業にも、役立ったわけですね。 出来上がった本を手にしたときのお気持ちはいかがでしたか。 

尾松: 
   りっぱな本の表紙の真ん中に、訳者の名前がドーンと入っていて、うれしくもあり、何となく気恥ずかしくもありという感じでしたね。友人たちにリンクを送って、出版の報告をしたら、早速購入してくれたり、図書館で借りて読んでくれたりして、うれしかったです。 

編集: 
   それは良かったですね。「メディカルヨガ」のご自身の活用事例や、どんな方に読んでもらいたいかをお聞かせください。 

尾松: 
   個人的には、原著者が医学博士である強みを生かして、ヨガの効果を科学的に分析している部分が気に入っています。この本は、古代と現代、東洋と西洋を結ぶ架け橋です。「やってみましょう」の項目を試してみたり、「ホリスティックなアプローチ」や「ワンポイント・アドバイス」のコラムをぱらぱら読むのもおもしろいですよ。この本を読んでもらいたいのは、マッコール博士の対象読者とはずれてしまうかもしれませんけど、回りにいる怒りっぽい人!あちこちが痛いと嘆いている人、あとは、家でマイペースでヨガをやってみたい人などです。 

編集: 
   日本では今まで出版されていなかった科学的な分析という内容は、大きな特徴ですね。評判も売れ行きも好調です(笑)。多くの方に活用していただけるといいですね。 最後に、これからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせください。 

尾松: 
   現代人がハッピーになるのにどんな活動が役に立つのか、自分なりに探ってみたいです。DOGA(愛犬と一緒にやるヨガ)も試してみたい。何か広めたくなるような活動がみつかったら、良い本の翻訳を通じて紹介できたらいいですね。 

編集: 
   今回のご紹介ページに愛犬と一緒の写真をお送りいただきましたね。DOGA(愛犬と一緒にやるヨガ)は気になりますね。ぜひ広めてください! 
   バベル翻訳大学院(USA)も、今年は翻訳修士学位を取得して、修了になりますね。今度はお一人での翻訳出版が実現しますように。 
   本日はありがとうございました。今後のご活躍を心からお祈りしています。
  
 

『メディカルヨガ ヨガの処方箋』翻訳者によるブログ 

翻訳者による翻訳中のエピソードや,YOGAの体験談など盛りだくさん。
ご覧になってください。
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