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【翻訳者インタビュー・板谷いさ子さん】『山下財宝地図の謎』

2019/04/22

連載221回目の4月22日号では、『山下財宝地図のの翻訳者、板谷いさ子さんの翻訳者インタビューをご紹介いたします。お楽しみ下さい。

編集:
はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。


板谷:1980年代に家族とともに渡米、帰国後翻訳の勉強を続けてまいりました。これまでいろいろな方に教えていただきながら、何冊かの翻訳を手掛けてまいりましたが、まだ勉強を続けていかなくてはと思っています。

編集:板谷さんは、『メディカルヨガ』『ドリームワーク』『ハーバード大学特別講義リーダーシップが滅ぶ時代』『生きている迷路~神話、夢、そして、人生における象徴の中で普遍的テーマを探して』と様々な作品の翻訳出版をされていますが、今回『山下財宝地図の謎』の出版になりました。
『山下財宝地図の謎』を出版された経緯をお聞かせください。


板谷:ノンフィクションだけでなくフィクションを、それもエンターテインメント性の高い小説を手掛けてみたいと思っておりました。この小説は日本の戦争の歴史をからめ、それにまつわる冒険物語ですので冒頭を読んだ時点でおもしろそうだと思い翻訳することにしました。

編集:
板谷さんは、これまでノンフィクションの翻訳を手掛けられてきましたが、初のノンフィクション作品である『山下財宝地図の謎』の内容の紹介と、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したことをお聞かせくださいますか。


板谷:これは第2次世界大戦時に埋蔵されたとのうわさが絶えない財宝をめぐる冒険物語ですが、史実との整合性、夢や幻想の世界の描写、ユーモアやジョークの表現などに苦労しました。

編集:
なるほどですね。翻訳については、史実と整合性、夢や幻想の世界の描写など様々な点で苦労されたんですね。そんな翻訳家の苦労があってこそ、私達は日本語で本作を読むことができるんですね。『山下財宝地図の謎』は、現在キンドル版が先行されて発売していますが、4月中にペーパーバック版の発売も予定しております。
ペーパーバック版を早く手に取りたいと思いますが、読者が読みやすいように工夫したしたことがあれば教えてください。


板谷:小説で娯楽性の高い読み物ですから、人の動きや描写が途切れることなくすんなりと頭に入っていくように文章の流れには気を使いました。読者の方々には是非、『山下財宝地図の謎』を純粋に楽しんでいただきたいです。

編集:
最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせください。


板谷:これから翻訳してみたいジャンルはフィクションです。小説は英語の文章を過不足なく正確に日本語にするだけではなく、作者の意図した雰囲気や語彙の裏側にあるものをくみ取って日本文の中にそれとなく入れ込むという作業もあると思うので大変難しいです。その分やりがいもあると思います。

編集:
板谷さんのお話しをお伺いするたびに、翻訳家の苦悩(翻訳に対する)があるからこそ、私達が海外の書籍を苦労せず日本語で読めるんだなんと感謝の気持ちでいっぱいになります。
本日は、素敵なお時間ありがとうございました。

 
【記事で紹介された作品】

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