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【翻訳者インタビュー・浅野義輝さん】『この脳の謎、説明してください! ―知らないと後悔する脳にまつわる40の話―』

2018/12/22

連載213回目の12月22日号では、『この脳の謎、説明してください! ―知らないと後悔する脳にまつわる40の話―』の翻訳者、浅野義輝さんの翻訳者インタビューをご紹介いたします。お楽しみ下さい。


編集:

 はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。

浅野さん:
 はい。大学を卒業後、小さな翻訳会社に勤めて以来、翻訳とは長い付き合いです。今年、長年暮らしたアメリカを引き払って日本に戻りましたが、バベルの講座で学んだノウハウを活用して起業しました。これからは「ひとり会社」でこれまでに積んできた翻訳やローカリゼーションの経験が活かせればと思っています。



編集:

 なるほどですね。バベルのノウハウを活かし起業されたのですね。会社設立おめでとうございます。早速ですが、浅野さんが翻訳を学び、翻訳家を目指そうと思ったきっかけなどありましたら、お聞かせください。



浅野さん:
 中学生のころから英語が好きでしたので、将来は英語に関わる仕事がしたいと思っていました。大卒後に勤めた翻訳会社では制作をやっていましたが、そのうち翻訳もやらせてもらえるようになり、以来、技術翻訳の仕事をやってきています。でも、技術翻訳は名前が出ないのでいつか出版翻訳をしたいと思っているときに、バベルの修了作品が出版社の目に止まり、去年デビュー作を出させていただきました。今回でまだ2冊目ですから「翻訳家」と呼ばれるにはまだまだ経験不足だと思います。



編集:
 
今回の『この脳の謎、説明してください! ―知らないと後悔する脳にまつわる40の話―』(アート・マークマン,ボブ・デューク(著), 浅野義輝(訳),青土社)が2作目なんですね。翻訳出版おめでとうございます。浅野さんの過去の翻訳作品として『年をとるほど賢くなる「脳」の習慣』(日本実業出版社)がありますが、『この脳の謎、説明してください!―知らないと後悔する脳にまつわる40の話―』を翻訳されたきっかけを教えてください。


浅野さん:
 この本との出会いは、数年前、著者の講演を聞いて本にサインをしてもらったことです。その時、いつか日本語に訳したいと思いますと著者の方々に伝えました。去年、デビュー作を出したタイミングで、友人が今回の出版社の編集担当の方に私のことを紹介してくれて、そこから話がトントン拍子に進み、1年ほどで出版にこぎつけられました。


編集:
 なるほどですね。今回の翻訳出版は、著者との出会いと、ご友人の協力があってこそなんですね。とても素敵なお話しですね。『この脳の謎、説明してください!―知らないと後悔する脳にまつわる40の話―』の内容の紹介と、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したことをお聞かせくださいますか。


浅野さん:
 
この本はアメリカで人気のラジオ番組が基になっている、だれでも一度は持ったことがあるような、脳や心理に関する疑問に大学教授のお二方が答えるという形式になっています。苦労した点は、口語的な表現が多く、慣れている技術翻訳とは違った訳し方をしなければならなかったところです。でも、内容が専門的ではないので、私自身も楽しく勉強しながら訳せたと思います。それぞれの章がほぼ独立していてどこから読んでもよい、つまりどこから訳してもよいというのは、訳者にとっては大きな利点でした。トピックが変わると気分転換にもなり、意外に早く訳し終えたかなと感じました。


編集:
 翻訳をされていると、色々な訳文が浮かんでくると思います。使いたい言葉や文があっても、どこかで区切りを付けなければいけない難しさがあります。出来上がった本を手にしたときのお気持ちはいかがでしたか。


浅野さん:
 ええ、先ほども申しましたが、口語的な表現は慣れが必要で迷いました。話し言葉にしすぎると不自然になりますが、あまり固くならないように気をつけて表現を選ぶようにしました。それでも、本になって改めて読むとまだまだ固いなと思います。今回の本はデビュー作よりも読者層が広いので、より多くの読者に読んでいただければと思っています。


編集:
 最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせください。


浅野さん:
 はい、これからも技術翻訳を軸に、学生時代に専門だった言語学や一般読者向けの科学読み物、心理学をベースにした自己啓発本なども手掛けていければいいのですが。


編集:
 なるほどですね。学生時代に専門だった言語学や一般読者向けの科学読み物、心理学をベースにした自己啓発本など、手掛けたいものはたくさんあるんですね。これからも浅野さんの活躍をお祈りしています。本日はありがとうございました。



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