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【翻訳者インタビュー・竹島レッカー由佳子さん】『魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう』

2018/12/07

連載212回目の12月7日号では、『魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう』の翻訳者、竹島レッカー由佳子さんの翻訳者インタビューをご紹介いたします。お楽しみ下さい。


編集:
 はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。



竹島レッカー:
 今年5月にバベル翻訳専門職大学院(USA)を卒業しました。在学中にいくつかの翻訳ワークショップやプロジェクトに参加させていただきました。本作品の『魔法のスカーフ』もそのうちの一つです。最近は英語とドイツ語の産業翻訳を主に手がけています。



編集:
 今年5月にバベル翻訳専門職大学院(USA)を卒業されたのですね。そして『私は逃げない』に引き続き、2作目の出版ですか。今年も素敵な年になりましたね。おめでとうございます。早速ですが、竹島さんが翻訳を学び、翻訳家を目指そうと思ったきっかけなどありましたら、お聞かせください。



竹島レッカー:
 大学在学中に教授の紹介で翻訳のアルバイトをしていましたが、本格的に翻訳者としての仕事に興味を持ち始めたのは、育児をするようになってからです。バイリンガルで育つ娘と息子のためにと、良い本、おもしろい本を探すうちに、私自身が絵本のすばらしさに魅せられ、そのうちに「いつか自分でも訳してみたい」と思うようになりました。そうしてバベル翻訳専門職大学院(USA)の門戸を叩いたというわけです。



編集:
 なるほどですね。息子さんの為の行動が、「いつか自分でも訳してみたい」につながったのですね。竹島さんが、今回キンドル版『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』を出版されたのは、はどんな理由や思いがあったのでしょうか。


竹島レッカー:
 『魔法のスカーフ』のワークショップは、バベルに入学してから初めて参加したプロジェクトでした。訳す際には、やはりわが子と一緒に遊ぶ光景を思い浮かべました。そう考えると、息子への思いが『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』を翻訳するきっかけになったと思います。



編集:
 お子様と一緒に遊ぶ光景を思い浮かべて翻訳するって、とても幸せな時間ですね。また、読者ターゲットが明確になっているので素敵な翻訳になったのではないでしょうか。 『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』の内容の紹介と、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したことをお聞かせくださいますか。



竹島レッカー:
 ひとことで言うと、本書は「三感を使った遊び」を紹介しています。スカーフ遊びを通して子どもに感触、色、形を教え、一緒に歌ったり「ごっこ」遊びをしたりします。子どもは、毛布とかスカーフとかで遊ぶのが好きですよね。私自身も小さいころ、毛布やふろしきなどを身にまとって変身したり、何かに見たてて遊ぶのが好きでした。本書は、そこをうまく突いています。どの作品においても、読みやすさを念頭において翻訳しますが、本書では特に短くわかりやすい訳文づくりを心がけました。英語の遊び歌のところでは、リズムを考えながら訳すのが、難しくもあり、おもしろくもありました。


編集: 
 翻訳をされていると、色々な訳文が浮かんでくると思います。
使いたい言葉や文があっても、どこかで区切りを付けなければいけない難しさがありますね。今回はキンドル版ということもあり、タブレットやPCなどで完成品をみることになったと思いますが、そのお気持ちはいかがでしたか。


竹島レッカー:
 確かに、翻訳していると色々な訳文が浮かんできます。でも、読者にとって分かりやすい言葉、文、区切りを考えることはとても楽しい作業でした。『魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう』がネットを通して、たくさんの方々に読んでいただけると嬉しいです。


編集:
 最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせくだい。


竹島レッカー:
 ドイツ在住ということを生かして、ドイツやヨーロッパの良書を日本に紹介していけたらいいな、と思っています。わが子がその年齢になったこともあり、ヤングアダルト書も訳してみたいですね。


編集:
 次の翻訳はヤングアダルトの翻訳ですね。次なる竹島さんのチャレンジを楽しみにしています。本日はありがとうございました。


【記事で紹介された作品】

 

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