【翻訳者インタビュー・佐藤裕子さん】『魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう』
2018/11/22
連載211回目の11月22日号では、『魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう』の翻訳者、佐藤裕子さんの翻訳者インタビューをご紹介いたします。お楽しみ下さい。

編集:
はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。
佐藤さん:
高校卒業後、英語の専門学校に2年通い、そこで本格的に英語を学びました。その後、アメリカに短期で語学留学やアイルランドの学校でスクールインターンシップを体験し、ほんの2~3ヶ月でしたが、ロシアで日本語講師をやりました。日本に戻ってから紆余曲折あり、現在は介護の仕事と英語教室をやっています。
編集:
佐藤さんがロシアで日本語教師をやっていたのは初めて伺いました。弊社のロゴの「BあBEL」には日本語とアルファベットが並んでいます。これには、日本語にこそ私たちの立脚点があるという考えとともに、翻訳を通して世界の国々との円滑なコミュニケーションを実現したいという願いが込められています。日本語を世界中の人たちがもっと使ってくれると嬉しいですね。早速ですが、佐藤さんが翻訳を学び、翻訳家を目指そうと思ったきっかけなどありましたら、お聞かせください。
佐藤さん:
私の翻訳家を目指すきっかけは、子どものとき、翻訳本をたくさん読んでいたことが、影響していると思います。メアリーポピンズや赤毛のアン、トム・ソーヤの冒険、ドリル先生などわくわくして読みました。
編集:
「メアリーポピンズ」「赤毛のアン」「トム・ソーヤの冒険」などなど、どれも素敵な作品ですね。佐藤さんの過去の翻訳作品として『エクスカリバーの石を探して』『5セント玉に導かれて(下)』『サニーのえがおみぃーつけた!』『遊びスイッチ、オン!―脳を活性化させ、そうぞう力を育む「遊び」の効果』がありますが、今回『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~ 』を出版されたのは、はどんな理由や思いがあったのでしょうか。
佐藤さん:
洋画が大好きで、字幕をつける仕事に憧れたこともあったので、このワークショップで字幕をつけることも学び経験出来るというのが、参加の決め手でした。
編集:
なるほどですね。この作品で憧れを実現されて自信につなげたのですね。
おめでとうございます。
早速ですが『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』の内容の紹介と、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したことをお聞かせください。
佐藤さん:
『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』は、スカーフ一枚で、想像力を使い、こんなにも数多くの動き、遊び、学びができるという、素晴らしい内容です。苦労した点は、字幕という限られた文字数のなかに分かりやすく正確な意味を当てはめるというのが難しかったです。逆にピタリとセリフがはまったときは嬉しかったです。
編集:
ピタリとセリフがはまると鳥肌ものですよね。(笑)佐藤さんの嬉しい気持ちが伝わってきました。また、翻訳をされていると、色々な訳文が浮かんでくると思います。使いたい言葉や文があっても、どこかで区切りをつけなければいけない難しさがあります。
今回はキンドル版ということもあり、タブレットやPCなどで完成品をみることになったと思いますが、そのお気持ちはいかがでしたか。
佐藤さん:
キンドル版で気軽に多くの方に触れていただきたいです。
編集:
最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせくだい。
佐藤さん:
料理にはその土地の歴史や文化、生活が密接に影響しているので興味深いと思います。いろいろな国の料理の本を翻訳してみたいです。
編集:
なるほどですね。
佐藤さんがいろいろな国の料理の本の翻訳ができることをこれからも応援したいとおもいますので、これからもがんばってください。
本日は、素敵なお話しをありがとうございました。
佐藤さん:
こちらこそありがとうございました。
【記事で紹介された作品】

編集:
はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。
佐藤さん:
高校卒業後、英語の専門学校に2年通い、そこで本格的に英語を学びました。その後、アメリカに短期で語学留学やアイルランドの学校でスクールインターンシップを体験し、ほんの2~3ヶ月でしたが、ロシアで日本語講師をやりました。日本に戻ってから紆余曲折あり、現在は介護の仕事と英語教室をやっています。
編集:
佐藤さんがロシアで日本語教師をやっていたのは初めて伺いました。弊社のロゴの「BあBEL」には日本語とアルファベットが並んでいます。これには、日本語にこそ私たちの立脚点があるという考えとともに、翻訳を通して世界の国々との円滑なコミュニケーションを実現したいという願いが込められています。日本語を世界中の人たちがもっと使ってくれると嬉しいですね。早速ですが、佐藤さんが翻訳を学び、翻訳家を目指そうと思ったきっかけなどありましたら、お聞かせください。
佐藤さん:
私の翻訳家を目指すきっかけは、子どものとき、翻訳本をたくさん読んでいたことが、影響していると思います。メアリーポピンズや赤毛のアン、トム・ソーヤの冒険、ドリル先生などわくわくして読みました。
編集:
「メアリーポピンズ」「赤毛のアン」「トム・ソーヤの冒険」などなど、どれも素敵な作品ですね。佐藤さんの過去の翻訳作品として『エクスカリバーの石を探して』『5セント玉に導かれて(下)』『サニーのえがおみぃーつけた!』『遊びスイッチ、オン!―脳を活性化させ、そうぞう力を育む「遊び」の効果』がありますが、今回『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~ 』を出版されたのは、はどんな理由や思いがあったのでしょうか。
佐藤さん:
洋画が大好きで、字幕をつける仕事に憧れたこともあったので、このワークショップで字幕をつけることも学び経験出来るというのが、参加の決め手でした。
編集:
なるほどですね。この作品で憧れを実現されて自信につなげたのですね。
おめでとうございます。
早速ですが『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』の内容の紹介と、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したことをお聞かせください。
佐藤さん:
『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』は、スカーフ一枚で、想像力を使い、こんなにも数多くの動き、遊び、学びができるという、素晴らしい内容です。苦労した点は、字幕という限られた文字数のなかに分かりやすく正確な意味を当てはめるというのが難しかったです。逆にピタリとセリフがはまったときは嬉しかったです。
編集:
ピタリとセリフがはまると鳥肌ものですよね。(笑)佐藤さんの嬉しい気持ちが伝わってきました。また、翻訳をされていると、色々な訳文が浮かんでくると思います。使いたい言葉や文があっても、どこかで区切りをつけなければいけない難しさがあります。
今回はキンドル版ということもあり、タブレットやPCなどで完成品をみることになったと思いますが、そのお気持ちはいかがでしたか。
佐藤さん:
キンドル版で気軽に多くの方に触れていただきたいです。
編集:
最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせくだい。
佐藤さん:
料理にはその土地の歴史や文化、生活が密接に影響しているので興味深いと思います。いろいろな国の料理の本を翻訳してみたいです。
編集:
なるほどですね。
佐藤さんがいろいろな国の料理の本の翻訳ができることをこれからも応援したいとおもいますので、これからもがんばってください。
本日は、素敵なお話しをありがとうございました。
佐藤さん:
こちらこそありがとうございました。
【記事で紹介された作品】
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