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【翻訳者インタビュー・野崎七菜子さん】魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう

2018/10/09

連載208回目の10月9日号では、『魔法のスカーフ-みんなといっしょにやってみよう』の翻訳者、
野崎七菜子さんの翻訳者インタビューをご紹介いたします。お楽しみ下さい。



編集:
 はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。

野崎:
   会社勤めをしながらバベル 翻訳大学院で体系的な翻訳を学び、2013年に翻訳修士号を取得しました。その間、複数のワークショップに参加して実際に出版する機会にも恵まれました。現在も正社員として働きながら、翻訳オーディションがあれば積極的に応募するようにしています。
 
編集:
  なるほどですね。働きながらにして翻訳を楽しむ野崎さんを見ていると私のモチベーションまで上がってきます。ありがとうございます。

  早速ですが、野崎さんが翻訳を学び、翻訳家を目指そうと思ったきっかけなどありましたら、お聞かせください。


野崎:
  高校時代から海外の映画や俳優が好きで英語には興味があったので、大学は英文科に進みました。そこで数多くの原書に触れ、自分もこの素晴らしい書物を翻訳してみたいと思うようになりました。父が国語教師だったこともあり、幼少の頃から国内、海外問わずたくさんの本に囲まれた生活をしていたのも、翻訳家に憧れたきっかけのひとつだと思います。

編集:
  翻訳家を目指す原点は高校時代から始まっていたのですね。とても素敵ですね。
また、野崎さんの過去の翻訳作品として児童書の『名探偵ネコ ルオー ハロウィンを探せ』がありますが、今回キンドル版『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』を出版されたのは、はどんな理由や思いがあったのでしょうか。


野崎:
  今回はブックレットの翻訳とDVDの字幕翻訳という珍しいワークショップで、特に字幕翻訳は、外国映画好きの私としてはチャレンジしたい分野でした。バベル翻訳大学院の単位互換制度を利用して映像翻訳の通学講座も受講しましたが、今回のワークショップでも、貴重な経験をさせていただきました。私自身、翻訳しながらスカーフのさまざまな使い方を知り、楽しいアクティビティの数々を本作品で読者にお届けできればうれしいです。

編集:
   本作品が、初めての字幕翻訳の体験だったのですね。チャレンジっていいですね。
 さっそくですが『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』の内容の紹介と、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したことをお聞かせください。


野崎:
  スカーフを使ってお子さんと一緒に遊べるわくわくするようなアイデアを、ブックレットとDVDで紹介しています。楽しみながら親子の絆を深め、さらにお子さんの言葉の発達を促したり運動技能を伸ばしたりと、教育的な効果も秘めた作品です。DVDの方はディクテーションから皆で分担しましたが、私はヒアリングが苦手なので苦労しました。また限られた文字数の中で必要な情報をわかりやすく、そして話している人の年齢や雰囲気に合うような字幕にするのはとても難しかったですが、大変やりがいがありました。

編集:
 翻訳をされていると、色々な訳文が浮かんでくると思います。使いたい言葉や文があっても、どこかで区切りを着けなければいけない難しさがありますね。

今回はキンドル版ということもあり、タブレットやPCなどで完成品をみることになったと思いますが、そのお気持ちはいかがでしたか。


野崎:
  字幕入りの映像を見たときはとても感動しました! バベルのイベントでもこの作品を取り上げていただいていますが、スマホやタブレットを使ってオンラインでも参加できるので、キンドル版が適しているのではないかと思います。

編集:
10/2(火)にバベルプレス吉祥寺でバイリンガルよみきかせ会&スカーフ遊び会を実施しました。この会では『魔法のスカーフ~みんないっしょにやってみよう~』を使ってスカーフ遊びをしましたが、野崎さんが言われたとおり、本作品は楽しいだけでなく、楽しみながら親子の絆を深め、さらにお子さんの言葉の発達を促したり運動技能を伸ばしたりと、さまざまな教育的な効果があることに驚きました。これからが楽しみです。(イベントでは、スカーフを使って親子が楽しい時間を体験していましたよ(嬉))
 最後にこれからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせくだい。


野崎:
  バベルのワークショップや翻訳プロジェクトには何度か参加していますが、特に、アート関係の本を3冊翻訳する機会をいただきました。絵画が好きで美術館にもよく行くので、調べ物の段階からとても充実した時間を過ごせました。美術書や、大学院の専攻が文芸翻訳でしたので小説の翻訳にも携わってみたいです。翻訳者として正確に訳すことはもちろん、正しく美しい日本語で表現することを心がけながら、これからも翻訳の勉強を続けていきたいと思います。

編集:
正しく美しい日本語で翻訳表現をしていく野崎さんの今後の活動が楽しみです。
 本日はありがとうございました。

 
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