大きくする 標準 小さくする
  • トップ
  • 翻訳者インタビュー
  • 【プロフェッショナルトランスレーター対談】絵本で築く素敵な親子関係~大切なことは絵本が教えてくれる~ 聞き手:いとうさゆりさん ゲスト:こんどう まちこさん

【プロフェッショナルトランスレーター対談】絵本で築く素敵な親子関係~大切なことは絵本が教えてくれる~ 聞き手:いとうさゆりさん ゲスト:こんどう まちこさん

2018/06/22

連載201回目の6月22日号では、絵本翻訳家のいとうさゆりさんが、
フリーアナウンサーで大人向けの絵本セラピー®のワークショップ「絵本のち晴れ」や、
絵本の読み語りとヨガをコラボレーションした親子向けのイベント「絵本ヨガ」を主宰している
こんどうまちこさんをご紹介します。お楽しみ下さい。

 

<プロフィール>
いとうさゆり:カナダ在住の絵本翻訳家/キッズヨガインストラクター、イギリスのクリスマスの定番絵本『こえだのとうさん』や全米ベストセラー『おやすみヨガ』を翻訳出版。キッズヨガ情報(Happy Kids Yoga)発信中。
こんどうまちこ:フリーアナウンサー/絵本専門士/絵本セラピスト「絵本のち晴れ」、「絵本ヨガ」主宰。絵本ヨガを楽しめる絵本『森のくるるん』を出版。一児の母。オフィシャルサイト:風machi日記
いとう
まずは、『森のくるるん』(近藤麻智子、長谷部真奈見(作)齋藤 槙(絵)そうえん社(刊行) )2周年おめでとうございます!


こんどう

ありがとうございます! 絵本ヨガから生まれた絵本『森のくるるん』は、2016年2月に出版させていただきました。それ以降、主宰する定期開催の他にも、図書館や幼稚園、各種キッズイベントなどから依頼を受けて、各地で出張絵本ヨガを実施してきました。あっという間の2年でしたが、たくさんの出会いとご縁をいただいたこと、本当にうれしく思っています。


 
森のくるるん 作:近藤麻智子 長谷部真奈見 絵:齋藤 槙 出版社:そうえん社
©Soensha

いとう

絵本をご出版されてから、絵本ヨガの活動の場が一層広がっていることは、素晴らしいことですね! 実は、『森のくるるん』が出版される前から、近藤さんのご両親が営んでいらした絵本カフェ、絵本の森グランチャに一度訪れてみたいと思っていたのです。


こんどう
絵本の森 グランチャに以前からご興味を持って下さっていたなんて……とても、嬉しいです!


いとう
2015年に初めて翻訳出版した『こえだのとうさん』(ジュリア・ドナルドソン(作)アクセル・シェフラー(絵)いとうさゆり(訳)バベルプレス(刊))以来抱いていた思いです。こえだのとうさんは、イギリスではフォレストサポーターとして活躍しているので、ログハウス風のカフェの雰囲気がとてもマッチしていると感じ、絵本を置いて頂けたらと思っておりました。今、こうして繋がりができたことに、大変感謝しています。


こんどう
ログハウスの丸太は、いとうさんがお住まいになっているカナダから運ばれてきたものなので、なんだか不思議なご縁を感じます。『こえだのとうさん』は世界各国で出版されているだけでなく、フォレストサポーターとしても活躍しているんですね!

ちょっとしたハプニングで家族と離れてしまったとうさんが、「愛する家族の待つ家へ帰るんだ」という一心でたくさんの困難を乗り越え、家族と再会するラストシーンは、何度読んでも心が温まります。

家族みんなで輪になってハグするページが大好きです。お母さんの気持ちを代弁する絵本は数多くありますが、お父さんの気持ちが胸に迫る絵本はまだまだ少ないと感じます。

「Oton+toオトント」というwebサイトで、お父さんがグッとくる絵本を紹介する連載を担当しているのですが、『こえだのとうさん』はクリスマスシーズンにおすすめしたいと決めています。両親の絵本館はいま休館しているのですが、再開した際にはぜひ並べさせていただきます。



こえだのとうさん 作:ジュリア ドナルドソン 絵:アクセル シェフラー 訳:いとう さゆり 出版社:バベルプレス

いとう
それは何とも光栄で、ありがたいです。『こえだのとうさん』がご縁を運んできてくれたようです。
そして、去年は、私が翻訳出版した『おやすみヨガ』のストーリータイムで近藤さんに実際にお会いすることができ、とても嬉しかったです!


こんどう
全米ベストセラーのヨガ絵本が翻訳出版されると知って、「一体どんな絵本なのだろう!?」と、わくわくしながらイベントにお邪魔しました。『おやすみヨガ』を読んでいただいたあとに、みんなでヨガポーズに挑戦しましたね。カラフルで可愛らしい絵に、いとうさんが翻訳された心地よい言葉が加わって、自然と想像力が膨らんでいくのを感じました。楽しみながらヨガポーズをとりたくなる、とてもすてきな1冊ですよね。



おやすみヨガ 作:マリアム・ゲイツ 絵:アクセル シェフラー  訳:いとう さゆり  出版社:バベルプレス

いとう
ありがとうございます。ヨガ絵本は、『森のくるるん』もそうですが、実際に体を動かさなくても、読むだけで、心を落ち着けることができるのが、最大の魅力だと思います。イマジネーションの力って大きいですね。私は、普段人前に立つ仕事をしていないので、当日はとても緊張したのですが、海外のキッズヨガ事情をなるべく多くの方々にお伝えしたくて…そこで、参加者の皆さんにとって親近感が湧くようなプログラムを考えました。


こんどう
学校の授業でヨガを習っているという息子さん2人がお手本を見せてくれましたよね。ヨガってこんな風に、子どもから大人まで気軽に楽しめるものだということを体現してくれました。ご主人もいっしょに参加されていて、いとうさんファミリーが、ヨガを通してあたたかい時間を過ごされていることも伝わってきました。カナダでは、こんなにも子どもたちにヨガが浸透しているのかと驚きつつ、海外で普及しているヨガ絵本の存在に、よい刺激と新たな気づきをいただきました。 




いとう
それは何よりです。海外では心身を整える手段としてヨガを取り入れる学校が増加しています。日本でも、ヨガの授業が導入されるといいですね。さて、今から、『森のくるるん』について、詳しくお話を伺っていきたいのですが、初めて絵本を拝見したとき、ご両親が経営されていた絵本カフェのことがふと思い浮かびました。『森のくるるん』誕生には、ご両親の影響もあるのでしょうか?


こんどう
わたしの絵本活動の原点は、子どもの頃、母親に毎日絵本を読んでもらったことにあると思います。ただ絵本を卒業してからは、学生時代も、社会人になってアナウンサーとして働くなかでも、すっかり絵本のある暮らしとは離れていました。

大人になった私が絵本の世界で活動していくことになるとは、両親も想像していなかったと思います。2011年の結婚を機に東京に引っ越し、病院での読み語り活動を始めたことが、絵本の世界に踏み出す大きなきっかけとなりました。絵本好きの母はずっと病院に勤めていたのですが、院内に文庫を開設するなど、入院中でも本とふれる時間が大切だと考えていて、そのことも小児病棟で絵本を読む動機に繋がっていました。そして活動するうちに、絵本は子どものもの……と思っていた私が、みるみる絵本に魅了されていき、なぜこんなにも惹かれるのだろう?と、絵本について深く知りたいと思うようになりました。その後、絵本セラピスト®、絵本講師、絵本専門士の資格をとりながら、様々な活動をするようになりました。



プロフェッショナルトランスレーター対談記事
絵本できづく素敵な親子関係~大切なことは絵本が教えてくれる~の続きはこちらをご覧下さい。


​​​​       ​​ ​​​​​
<プロフィール>
いとうさゆり:カナダ在住の絵本翻訳家/キッズヨガインストラクター、イギリスのクリスマスの定番絵本『こえだのとうさん』や全米ベストセラー『おやすみヨガ』を翻訳出版。キッズヨガ情報(Happy Kids Yoga)発信中。

こんどうまちこ:フリーアナウンサー/絵本専門士/絵本セラピスト「絵本のち晴れ」、「絵本ヨガ」主宰。絵本ヨガを楽しめる絵本『森のくるるん』を出版。一児の母。オフィシャルサイト:風machi日記

 

対談記事で紹介された作品】

   



 

編集部宛メールフォーム

お名前:必須

メールアドレス:必須

メールアドレス(確認用):必須
(確認の為、同じものをもう一度入力してください)

記事タイトル:必須


メッセージ:必須

ファイル添付:

削除