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今回は著者インタビューをお届け!『聖なるスカラベの秘密』『エクスカリバーの石を探して』の著者フィオナ・イングラムさん!

2017/12/22

今回は著者インタビューをお届け!
『聖なるスカラベの秘密』『エクスカリバーの石を探して』の著者
フィオナ・イングラムさん!


 このコーナーでは、これまでたくさんの翻訳者にスポットを当て、
インタビューによって翻訳出版の動機や、その背景も探ってきました。


 連載189回目(12月22日号)は著者インタビュー!『聖なるスカラベの秘密』『エクスカリバーの石を探して』の著者フィオナ・イングラムさんのインタビューをお届けします。

皆さまに素敵なクリスマスが訪れますように!

日本の読者の皆さまへ
皆さまに『ストーン・クロニクルズ』の創作過程など、メッセージをお伝えすることができ、うれしいかぎりです。とても光栄に思っています!

Q1:
作家として本を書くこと以外にどんな活動をされていますか?

フィオナ・イングラム(以下、フィオナ):
本の読み聞かせはとても大切なことですね。子どもたちは、いつもの学校生活とは何か違う目新しさを楽しんでいるだけではなく、本の背後にいる人物が目の前にいて大喜びなんです。みんな、作家が自分の本を読むのを聞くのが大好き。作家自身が書いたことばを聞き、物語をどう思いついて創っていったのか、シリーズものであれば次に何が起こるのかを知りたいのです。私は読み聞かせでクイズを出すのが好きで、先生方にお願いして、事前に簡単なQA問題を子どもたちにやってもらうようにしています。あともちろん、クイズついでにちょっとしたスペリング・テストもします(例えばsarcophagus(石棺)なんて、エジプトっぽいでしょう)。みんな参加賞がもらえます。しおりや葉書や本の表紙のポスター、またラッキーな子にはTシャツも。

「エディターズ・グループス」「南アフリカ図書館協会」などでお話をする機会も多いです。最近では「世界識字デー」関係の会合で基調講演も行いました。

オンラインで小説の書き方も教えています。十代から熟年層まで幅広い年齢層の生徒さんがいます。皆さん、とても熱心で、いつか本を出版する夢を実現させようと励んでいます。


Q2:
『ストーン・クロニクルズ』という素晴らしい連作物語を思いついたきっかけを教えていただけますか?

フィオナ:

自分でも不思議ですが、ずっとジャーナリストとして出版畑にいたのに、本を書こうと思うようになったのは、母と甥っ子二人とエジプト旅行をした後なのです。下の写真がそのときの様子です。忘れられない経験で、私の人生を変えました。旅行後、母や甥っ子たちに短い物語を書くことにしました。その短い物語を本にして、シリーズの第一作目ができあがりました。

Q3:
日本のファンは、創作過程(プランニングやシリーズ化)について知りたがっています。


フィオナ:
亡くなった母にも同じことを尋ねられました。私は大の歴史好き、特に古代史の大ファン。というのは、遥かなる過去の出来事のおかげで現代の私たちは在るのです。それで、古代文明のノンフィクション本をいろいろと読んでいるうちに、歴史の流れや神話の起源に共通する糸、何かそのようなものが見えてきたのです。

シリーズものにする構想は、一作目の『聖なるスカラベの秘密』を書いているとき、もうある程度頭の中で固まっていました。そして一作目の終わりに近づいた頃、私の若き勇者たちが世界を救うにはもっと時間が必要だということがはっきりとわかったのです。その頃には全七部作の大筋も決め、その七つの古代神話を全部繋ぎ合わせることで、一続きの本当にハラハラドキドキの連続冒険物語が誕生しました。各巻、邪悪な者どもが、宝を探し求める若き勇者たちの行く手を阻むのです。


Q4:
日本の読者の皆さまに、物語をどのように楽しんでもらいたいと思いますか?


フィオナ:
日本の読者のあらゆる年齢層の皆さまがこの物語を読むことで、日本の素晴らしい古代文化を振り返るきっかけになればと願っています。本の中のジャスティン、アダム、キムのヒーローたちと素晴らしい場所や文化を巡るように、日本の神話の世界も冒険して、その素晴らしさを誇りにしてほしいと願っています。


Q5:
謎ときのヒントをいただけますか?


フィオナ:

各巻の冒頭の詩、エジプトの知恵を司る神トートの詩をよく読みこんでください。詩の中に物語の謎ときの鍵があるので、とても大切です。また若き勇者アダムが見る夢やビジョンにも注目してみてください。アダムは主人公なので、彼が見るものにはこの先起きることへの手がかりやヒントも隠されています。でも何よりも大切なことは、物語の中に飛びこみ、スリルあふれる壮大な冒険の世界に完全に入りこんでしまうことです。

 

翻訳:葛西優子

『聖なるスカラベの秘密』 
著者 フィオナ・イングラム
翻訳 植月祐貨、角岡博子、久原孝俊、鈴木元子、ひおさなえ
監訳 ジェニファー森


 スカラベは古代エジプトでは再生や復活の象徴であるとされ、姿をかたどった印章が作られたり、王家の谷の壁画に描かれたりしています。本作品はジャスティンとアダムというふたりの少年が、ふとしたことで手に入れたところからスカラベの謎を解明する冒険の旅が始まります。

 その旅で少年たちは、次から次へとおきる不可解な出来事に遭遇し、命を狙われ、ナイルを下り、砂漠を横断し、立ちふさがる難解な謎を解き明かしていかなければなりません。

  ジャーナリストとして長く活躍してきた著者フィオナ・イングラムが、歴史学、地理学、考古学の知識を駆使して仕掛けた謎と冒険の旅。あなたはふたりの少年とともに、冒険の旅から無事に生還することができるでしょうか。。。







『エクスカリバーの石を探して』 

著者 フィオナ・イングラム
翻訳 市川幸子、植月祐貨、 金丸江美子、佐藤裕子
監訳 前川悠貴


シリーズ第1作『聖なるスカラベの秘密』の主人公、アダムといとこのジャスティンの冒険はまだまだ続く。

失われた古代の7つのパワーストーンの、2つ目の手がかりを追い求める2人。最近になってある考古学者が発掘した、アーサー王の剣「エクスカリバー」の柄に埋め込まれている石がどうやら、パワーストーンであるらしい。

スコットランドの古城を探索する2人の後を追い、前作でも2人を苦しめたハーリド博士が現れる。しかも、誰も知らない脅威が2人にも迫っていた。
パワーストーン発見に必要だといわれる惑星直列の瞬間まで、時間が押し迫る! ジャスティンとアダムは2つ目のパワーストーンを無事に見つけることができるのか?

ジャスティンとアダムは、ほかにも秘宝を探し当てる。
≪いにしえの巻物≫や、7つのパワーストーンの重大なカギを握る不思議な文書を手に入れ、冒険を続けるうち、2人はエジプトでの体験とは比べものにならないくらいのいろいろな発見をし、そしてさまざまな危険にもさらされる。
そして、イサベルおばさんがなぜか一緒に連れて行くようにと送り出したキムという謎の少女は、彼らが困ったときには必ず名案を考えつき、彼らに悔しい思いをさせるのだった。

アーサー王の物語のファンのために今回は、アーサー王とはどんな人だったのか、当時戦争はどのようにして戦われたのか、等々の詳細な情報を巻末に付属した。




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