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絵本ナビで翻訳者・いとうさゆりさんのインタビューが掲載!冬にピッタリの絵本『こえだのとうさん』!!

2016/12/26

絵本ナビで翻訳者・いとうさゆりさんのインタビューが掲載!
 冬にピッタリの絵本『こえだのとうさん』!!

 
 このコーナーでは、これまでたくさんの翻訳者にスポットを当て、
どんな方がバベルの翻訳プロジェクトからデビューしているのかをご紹介し、
インタビューによって翻訳出版の動機や、その背景も探ってきました。


 連載165回目(12月26日号)で特集するのは、
人気絵本『こえだのとうさん』の翻訳者・伊東小百合(いとう さゆり)さん

先日、絵本ナビさんでインタビューが掲載された伊東さん。
こえだのとうさんと共に着実にステップアップされています!!
絵本ナビのインタビューは こちら


伊東さんの翻訳にかける想いや、息子さんへの愛情が感じられるインタビューを是非お楽しみください!

編集部
伊東さん、本日はよろしくお願いします。
 
一年ぶりのご登場となりますね。
この間、さまざまな出来事があったと思います。そのあたりをこれから伺っていきますが、まずは伊東さんご自身の変化やこの間のご活動についてお聞かせください。
 

伊東さん
 ご無沙汰しております。まず、翻訳には関係ないのですが、今年の夏、アメリカ・ノースダコタからカナダ・ウィニペグへ引越しました!
 
 カナダは雄大な自然を満喫するためのひと手間がかけられているので、そのおかげで、極寒の冬も含めて1年中、自然に親しむようになりました。鳥の観察をしたり、野生動物の写真を撮ったり、森の散歩を楽しんだり、ウィンタースポーツにも挑戦したりしています。
 
 
編集部
 まさに『こえだのとうさん』の世界ですね!!
 
伊東さん
 自然の中で過ごす時間が増えたのは『こえだのとうさん』の影響です。出版は去年の12月ですが、1年を振り返ってみると、これを機に自分の価値観や生き方も劇的に変化しました。
 
将来どんな翻訳家になりたいのかも明確に見えてきました。
 
バベル翻訳大学院入学したとき、自分のレベルチェックのつもりで応募した絵本翻訳ですが、トライしてみて本当に良かったです。
 
 
編集部
そうなんですね。ぜひ詳しくお聞かせ願いたいのですが、具体的にはどんな変化があったのですか?
 
 
伊東さん
 昔はやりたいことがあっても後回しにしたり、出来ない理由を見つけては諦めていたのですが、数年前に苦しんでいた病気の克服をきっかけに、興味のあることは取りあえず行動するように習慣づけてきたんです。
 
 現在は、大学院のクラスをいくつか受講しながら、映像翻訳・ロマンス翻訳・法律翻訳など、あらゆる分野の翻訳セミナーに参加したり、グルテンフリーのレシピ本やブーケアレンジ集の出版翻訳のお手伝いもさせて頂いたりしています。ブーケ本はつい先日出版されたばかりです!
 
 出版を迎えるまでの作業は大変なのですが、やりがいを感じます。翻訳チームに参加することで、先輩方の仕事ぶりを見たり、意見を出し合いながら、一冊の絵本の翻訳を完成させていく過程を学ぶことができたりするので、このような貴重な機会を与えて下さった大学院に感謝しています。
 
 
編集部
 チャンスを生かして、ご自身の成長につなげていらっしゃるのですね。
 
伊東さん
 はい。でも、何と言っても今年一番の収穫は、絵本のPRをしてきたことです。実は、PR活動をする上で、私が目指すモデルになる方がおりませんでした。
それに、著者のジュリア・ドナルドソンさんもイラスト作家のアクセル・シェフラーさんもイギリスを代表する有名な絵本作家コンビですが、実はあまり日本語でお二人の情報がないことがわかりました。
 
 なので、まず、FBとブログを立ち上げることから始めようと。でもブログを一体どう作るのかさえ分からなかったので、苦労しました。
すべてが手探りだったので、頼りは自分の直観と熱意だけ。でも、絵本と著書の情報を収集して、整理する作業をしてみることで、絵本への愛着も深まり、これは翻訳者としてとても重要な作業だと気づきました。
 
 毎晩慣れない作業で、眼精疲労に悩まされましたが、『こえだのとうさん』と共にとても濃厚で幸せな時間を過ごすことができました。
 
 
編集部
ご帰国の際にバベル吉祥寺オフィスでの読み聞かせ会も行っていただきましたね!
 
伊東さん
 ちょうど桜の時期が迫っているころ、新宿のストーリーストーリーさんの季節商品の紹介を見て、桜がみたい衝動に駆られて、即座に飛行機のチケットを予約しました(笑)
そこで、バベルプレスで、『こえだのとうさん』の読み聞かせをやらせて頂くことになりました。
 
 日本では桜の美しい季節、アメリカではパステルカラーのイースターエッグで街中が明るくなる季節です。読み聞かせに参加してくれる日本の子どもたちに、異国の風を運びたい思って、読み聞かせ後のアクティビティに、エッグハンティングを織り交ぜることを思いつきました。店内のあちこちに隠されたエッグを探し回っている子どもたちの姿、可愛らしかったです。
 
 
編集部
 本当に、みんな真剣でした(笑)読み聞かせにとどまらないエンターテイメントでしたね!
 
 
伊東さん
 いかに楽しんでもらえるか、ですね。歌とかは歌えないので(笑)枝に見立てたアイスの棒を使って春らしいオーナメント作りもしましたね。
 
 また、バイリンガル読み聞かせなので、英単語を一つでも多く覚えて帰ってもらいたい一心で、神経衰弱ゲームも手作りしました。ただお話を聞いてもらうだけでなく、耳で聞いた英単語が定着するように、読み聞かせ後のゲームやアクティビティを通して、同じ単語を何度も使えるように工夫するようにしています。
 
 こうした読み聞かせを通じて、『こえだのとうさん』を応援して下さる方と素敵な交流が生まれ、本当に感謝しています。
 
編集部
 まさにご縁ですね。ご縁の力というのは、何よりも強い助けになると思います。
 
 それでは、絵本ナビさんでのインタビュー記事掲載のニュースについてお聞きしていきましょう。
今回インタビューを受けられていかがでしたか?
 
 
伊東さん
 絵本ナビさんには、本当にお世話になりました。出版1周年を記念して、『こえだのとうさん』との1年を振り返るのに大切なインタビューとなりました。
本書に隠された著者の思いなどをできるだけ多くの方々に知って頂きたかったので、今回、私の使命は一つ果たせた気がします。
 
 著者のドナルドソンさんの作品は、イギリスの絵本売上げの4割を占めるほどの人気ぶりで、まさに絵本界の女王なんです。イラスト作家のシェフラーさんとコンビとなって生み出した作品は20作ほどですが、多くがベストセラー、その4作が何とアニメ化までされています。絵本がアニメになるって、すごいことですよね。
 
 
編集部
 ええ。改めて、作者のお2人のご活躍は素晴らしいと感じました。
そしてイギリスでの『こえだのとうさん』(Stick Man)の人気ぶりには驚きます!
 
伊東さん
 はい、私も、お二人を通して、これから翻訳家として頑張ろうというやる気をいただきました。そして、Stick Manの人気ぶりには私も本当に驚いています。
 
 翻訳作業中は、その作業に没頭していたので、実はあまりリサーチをしていなかったんです。後から、2008年に出版された原作はイギリスで教材に使われたり、お芝居として楽しまれたり、フォレストサポーターとして活躍していたりしていることがわかりました。
さらに、翻訳版の出版直前になって、原作がアニメ化されることなどもわかって、正直非常に驚きました。出版から8年かけて大きく成長したStick Man、絵本以外にも活躍の幅を広げて、国民に愛されるキャラクターになりました。
 
 今でも、去年テレビ放映されたアニメが、数々の賞を受賞したニュースが飛び込んできたりするんです。
 
 
編集部
 国民みんなから愛されていることが伝わってきますね。
 
 発売当時のインタビューでも『こえだのとうさん』を世に広めたいという強い想いを語っていただきましたが、この1年を振り返ってお感じになることはありますか?
 
 
伊東さん
 こえだのとうさんと一緒に素敵な1年を過ごすことができました。結果はまだ出ていませんが、私にとっては実りある1年でした。
 
 絵本を通じて、いろいろな方々との素晴らしいご縁が生まれました。絵本を読んで世に広めて下さる方、感想文を届けて下さる方、お礼や応援のメッセージを送って下さる方、この繋がりは私にとってかけがえのない宝物です。
一冊の絵本を通して、こんなにも多くの人が繋がっていると思うと感謝の思いが溢れてきます。
 
 
編集部
 ますます想いは強まるばかりですね。
 
伊東さん
 翻訳作業を終えた当初、実は私の翻訳者としての仕事は終わりだと考えていたんです。でも、イギリスを代表するお二人なのに日本語での情報があまりないことが分かって、ならば私がその情報を伝える役割を果たそうと思って進んできたこの1年間、『こえだのとうさん』を世に広めたい気持ちはもっと強くなりました。
 
 イギリスでベストセラーとなっているように、『こえだのとうさん』も長く語り継がれるような絵本になることが私の望みです。日本でもアニメが放映されて欲しいですし、イギリス同様、自然を応援するキャラクターとしても活躍して欲しいと思っています。
 
 日本各地で、こえだのとうさんと一緒に自然を楽しむ姿が見られたら最高に嬉しいですし、著者のお二人も、さぞ喜ばれるかと思います。最近、縁結びの神様で有名なハワイ出雲大社の神主さんから、夢を諦めず、緻密な努力を積んでいけば、必ず大ヒットしますよとのお言葉を頂いたので、このまま、自分の道をまい進していきたいと思います。
 
 
編集部
 おおー!それはとても有り難いおはなしですね!!
必ず、大ヒットさせましょう!!!
 
(インタビュー後半は次号にてお読みいただきます。)

 



 


 
『こえだのとうさん』  
作 : ジュリア・ドナルドソン
絵 : アクセル・シェフラー
翻訳 : いとう さゆり             

 

 























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