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『うさぎにもクリスマスはくるかしら?』の翻訳者、田中 妙美 (たなか たえみ)さん

2012/12/10

12月10日号に登場の新人翻訳家は ―  田中 妙美 (たなか たえみ)さん。


毎月多くの翻訳書が出版され、新人翻訳家も多数誕生しています、これまでの出版経験を持つプロ翻訳家ばかりでなく、多様なチャンスを積極的に活用すること で、自己表現できる機会がひろがってきていることを感じます。編集部では、これらの新人翻訳家にスポットをあて、どんな方がデビューしているのかをご紹介 し、インタビューによって翻訳出版の動機や、その背景も探っていきます。


連載68回目の12月10日号では、 
『うさぎにもクリスマスはくるかしら?
の翻訳者、田中 妙美 (たなか たえみ)さんをご紹介します。


田中 妙美さん
書籍名: うさぎにもクリスマスはくるかしら?
アイリーン・フィッシャー(詩)
サラ・フォックス=デーヴィス(絵)
出版: バベルプレス
 

編集:
 はじめにプロフィールと最近の活動についてお聞かせください。

田中:
 岡山県生まれですが、全く記憶になく、父の転勤で大阪、東京、大阪と移り住み、その後京都。今の名古屋で落ち着いて25年になります。
 仕事を辞めて15年になり、翻訳は通信教育等で学び、趣味として最近ピアノを習い始めました。     


編集:
 そうですかぁ。翻訳の他にもピアノも!
 手にスキルがあるというのは素晴らしいですね。翻訳とピアノは何か共通点がありそうですね。(笑い)

 田中さんが、翻訳を学び、翻訳家を目指そうと思ったきっかけはどんなことですか。


田中:
 中学生くらいから英語が好きになって、セサミストリートをTVで熱心に見ていました。
 その後、絵本に興味を持ち、頭では理解できても子どもたちにもわかりやすい日本語にするのが難しいので、そのあたりをうまく表現できるようになりたかったことがきっかけです。


編集:
 おっしゃる通りです!
 「頭では理解できても、子どもたちにもわかりやすい日本語にするのが難しい」絵本翻訳の大変さをズバリ言い表したコメントですね。
 こと絵本は、言葉のセレクトがとても難しいですよね。特にこの作品は詩ですから、ご苦労があったのでしょうね。

 『うさぎにもクリスマスはくるかしら?』を出版されたのには、どんな思いがあったのでしょう か。


田中:
 最初にオーディションに合格したのは別の本なのですが、うさぎ好きのわたしの目に飛び込んできた『うさぎにもクリスマスはくるかしら?』の表紙の絵に惹かれてしまいました。
 これに変更してもいいということで、中身も確かめずにのめり込んでしまいした。


編集:
 中身も確かめずに…ですか?(笑)
 これまでインタビューさせて頂いた方も、「表紙の絵に惹かれた」という方が多いんですよ。

 田中さんから本の内容を紹介していただけますか。また、翻訳された感想、楽しかったこと、苦労したこともお聞かせください。


田中:
 雪一色の世界をほんわかと楽しい気分にしてくれる絵本です。英語から離れて日本語を頭の中でこねくり回しているうちに、原作者の気持ちと絵の雰囲気がぴったりと合っていくようになりましたが、詩を訳すということの難しさを改めて痛感しました。

編集:
 作品の絵はやさしいタッチで、心が温まりますね。透明感のある詩も、田中さんの訳で新たな息吹を得たのではないでしょうか。
 出来上がった絵本を手にしたときのお気持ちはいかがでしたか?


田中:
 すぐに手に取ることをしないで、まず70冊を置く場所を確保し10冊ずつ運んでから紙包みを開けました。その瞬間、新刊本の印刷のにおいがして、自分の印刷された名前を見て、じわーっと嬉しさがこみあげてきました。
   

編集:
 新刊本の独特なにおいってありますよね!本好きにはたまりません(笑)
 
 最後に、これからの抱負や翻訳してみたい作品のことなどをお聞かせくだい。


田中:
 やはり児童向けのものを翻訳したいですが、いつかはヤングアダルトも訳してみたいなとも思っています。わくわく、ドキドキするような作品を。

編集:
 弊社は、今後も絵本やヤングアダルト向けのファンタジー作品出版を進めていきますので、また機会がございましたら、チャレンジしてみてください!
 
 田中さんのますますのご活躍をお祈りいたします。
 本日は、ありがとうございました。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

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『うさぎにもクリスマスはくるかしら?』

 

クリスマスを待っているのは、子供たちだけではありません。
うさぎに、ねずみ、ねこや小鳥たち…
みんなクリスマスが待ち遠しくてそわそわしています。

透明感あふれる詩と、優しいタッチの絵が、ほっこり気持ちをあたためてくれます。
静かな冬の夜を過ごすのにピッタリの作品です。


eガイア書店でご注文を承ります。立ち読みもできます!
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