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『総合的な翻訳による英語教育』第28回

2020/08/22

『総合的な翻訳による英語教育』第28回












  

 前稿では、世界最速のスーパーコンピューターとなった「富岳」についての社説「スパコン世界一 高性能を幅広い分野に生かせ」(読売新聞(2020/06/28)のオンライン英文版Use world’s fastest supercomputer’s features across wide range of fields(June 28, 2020))を取り上げ、読解の授業を音読や文法構造、背景となる知識などを解説する形で多角的に実践してみた。本稿では同社説の後半部で、富岳が「コロナの飛沫」の防止など感染症対策や有効な治療薬の候補を探る研究に成果を上げていることに言及しているので、引き続きこれを取り上げたい。

 前稿でも述べたように、英文と対照するため上に社説の日本語を記載したが、社説の英文版は簡略的な社説表現の背景説明を補う記述も多い。社説の日本語文を英文版社説のプロフェショナルな英訳を見ることで、英訳の技法を学ぶことができる。修飾関係など英文の構造については(説明の記述にないものでも)[ ]などで示している。これが読解だけでなく読み方においてもポーズを置くなどの指標となる。なお、参考のためにGoogle翻訳でも日英、英日を対照した。日英は社説の日本語に文成分の省略も見られることから難のある訳が少なくない。英日は原文の表現構造に沿った訳文となっておりほぼ正確だが、最後の訳例には不可解な間違いが見られる。なお、supercomputersをスーパーコンピューターと伸ばしたり、スーパーコンピュータと伸ばさなかったりというのもMTの訳語選択として解せない。


英文社説の分析

その①

  教訓となったのは、京がランキングを意識して設計されたため、使い勝手が悪かった点だ。企業の利用は十分に広がらなかった。そのため、富岳は幅広いソフトが使えるように設計された。ランキングの基になる計算速度だけでなく、AI(人工知能)の処理能力など4部門で首位を占めた。バランスのいいシステムを目指した開発姿勢は評価できる。(社説)

  The lesson from that time was [that K was not easy to use [because it had been designed
with rankings in mind]. Corporate use has not spread sufficiently. Fugaku was therefore designed [to be used with a wide range of software]. It took first place not only  in computation speed, [which is the basis for the ranking], but in four categories overall, [including artificial intelligence performance]. The development attitude of [aiming for a well-balanced system] is commendable. (英文版社説)

比較対照

 日本語の社説には対応表現がないfrom that timeが英文社説にある。「使い勝手が悪かった」に対応する英文が難易文K was not easy to useを使っているのは適切な英訳だ。ほかの英文も社説に綺麗に対応するが、社説の日本語が特に端折った表現のない素直な日本語だったことによる。

 構文形成操作になるが、K was not easy to useは、①基本構造[to use K]was not easy.について、②その主語の不定詞句を文末に移し、空になった位置に仮主語を入れて、[It]was not easy[to use K].を派生する代わりに、③空の主語の位置に不定詞句[to use K]の目的語Kを移すことによって[K]was not easy[to use ø].が導かれる。この操作を「難易文移動」(Tough Movement)と生成文法では言うが、この操作を知ることによって「この文の主語は埋め込み文の目的語でもある」という文法関係の理解が英文の作成でも読解でも必要だ。この操作が適用されるのは(toughやeasy)など難易の意味を持つ形容詞が述語の場合に限られる。日常会話においても頻繁に使われる操作だ。
with の後には文であればa主語と述語のb副詞的要素(前置詞句などを含む)が続いて、「a何かがbどうである」「a何かをbどうにかして」という関係を表す。そこで「ランキングを意識して」は with arankings bin mindのように英訳されるが、この句の前で述べられる事柄の起こる際の付帯的な条件としてよく使われる。不定詞句[to be used …]は「…すべく」といった目的を表す。なお、 not only  in …, but (also) in …, における相関接続詞は(also)を省くことが多い。


比較対照MT

日英MT(和文社説のMT訳)

 教訓となったのは、京がランキングを意識して設計されたため、使い勝手が悪かった点だ。企業の利用は十分に広がらなかった。そのため、富岳は幅広いソフトが使えるように設計された。ランキングの基になる計算速度だけでなく、AI(人工知能)の処理能力など4部門で首位を占めた。バランスのいいシステムを目指した開発姿勢は評価できる。(社説)

 The lesson was [that the K computer was designed
with ranking in mind, [which made it inconvenient to use]]. Corporate use did not spread sufficiently. Therefore, Togaku was designed [so that a wide range of software could be used]. In addition to the calculation speed, [which is the basis of the ranking], [AI (artificial intelligence) processing capacity occupies the top position in four categories]. The attitude of development [aimed at a well-balanced system] can be evaluated. (英文版社説) 

 社説では「教訓となったのは、… 使い勝手が悪かった点だ」のように下線部が主文の述部で主張点であるのに、機械訳のwhich made … to use.では補足説明に堕していて、社説が適切に訳せているとは言えない。「富岳」がTogakuとなっているのは語彙登録が欠落しているためだが、Google翻訳のDeep Learning(深層学習)機能により間もなく自動修正されるだろう。AI (…) processing capacity occupies the top position in four categories.の訳だと「富岳」ではなく「AI(人工知能)の処理能力」が「4部門で首位を占めた。」ことになり、誤訳と言わざるを得ない。学生には[aimed at…はwhich isが省略されたものと説明する。

英日MT(英文社説のMT訳)

 The lesson from that time was [that K was not easy to use [because it had been designed
with rankings in mind]. Corporate use has not spread sufficiently. Fugaku was therefore designed [to be used with a wide range of software]. It took first place not only in computation speed, [which is the basis for the ranking], but in four categories overall, [including artificial intelligence performance]. The development attitude of [aiming for a well-balanced system] is commendable. (英文版社説)

 その時からの教訓は、ランキングを考慮して設計されていたため、Kは使いにくいということでした。企業の利用は十分に広がっていません。したがって、Fugakuは幅広いソフトウェアで使用できるように設計されています。これは、ランキングの基礎となる計算速度だけでなく、人工知能のパフォーマンスを含む全体で4つのカテゴリで1位になりました。バランスの取れたシステムを目指すという開発姿勢は称賛に値します。
 
 Fugakuが「富岳」に和訳されていないのとa wide range of softwareが「幅広いソフトウェア」となっていたのは惜しい。せめて「広範囲のソフトウエア」が良かった。これ以外は英文社説がその構造に従って適切に翻訳されていて申し分ない。in mindが「考慮して」となっているのも学生よりもうまい。

その②

 本格運用は21年度からで、現在は試運転の段階だ。それでも、[人の口から出る飛沫がどう広がるか]を計算し、[予防に必要なついたての高さ]を予測する
感染症対策 研究が始まっている。[ウイルス表面の構造を分析し、有効な治療薬の候補を探る] 研究もスタートした。気象予測や自動車の衝突安全性など、[社会のニーズに応える] 研究 は[スパコン開発の意義を知ってもらう]上で大切だ。(社説)

 Fugaku’s operation will be in full swing in fiscal 2021 and is currently in the trial operation stage. [Having said that],
researchhas begun on measures [to deal with infectious diseases] by calculating [how droplets from a person’s mouth scatter and predicting [how high a protective partition should be]. A study has also been started [to analyze the structure of the virus’ surface [to find candidates for effective treatment]]. Research [responding to society’s needs], such as [forecasting weather and assessing safety in vehicle collisions], is important in [making people aware of the significance of developing supercomputers]. (英文版社説)

比較対照

 社説では簡潔な名詞表現が英語版では文表現になっているのが特徴的だ。「本格運用」はoperation will be in full swingに、「
感染症対策研究が始まっている」はresearch has begun on measures  [to deal with infectious diseases] になっている。「年度」はfiscalと「財政年度」を明示する適切な英語で表されている。「①ウイルス表面の構造を分析し、②有効な治療薬の候補を探る研究」では①と②が並列関係だが、英文社説では②が目的を表す不定詞句[①to analyze the structure of the virus’ surface [②to find candidates for effective treatment]になっている。

比較対照MT

日英MT(和文社説のMT訳
 
 本格運用は21年度からで、現在は試運転の段階だ。それでも人の口から出る飛沫がどう広がるかを計算し、予防に必要なついたての高さを予測する 感染症対策の
研究が始まっている。ウイルス表面の構造を分析し有効な治療薬の候補を探る研究もスタートした。気象予測や自動車の衝突安全性など、[社会のニーズに応える研究はスパコン開発の意義を知ってもらう上で大切だ。(社説)

 Full-scale operation is from FY2009, and it is currently in the trial operation stage. Even so,
studies on measures [against infectious diseases]] have begun [to calculate [how the droplets [from the human mouth] spread]] and [to predict the height of the vertical bark [necessary for prevention]]. We have also started research [to analyze the structure of the virus surface and search for effective drug candidates]. Research  that responds to the needs of society, [such as weather forecasts and collision safety of automobiles]], is important for making [people aware of the significance of supercomputer development].

「(会計)年度」はFY=fiscal yearとしてしっかり表現している。「スパコン開発の意義を知ってもらう」もmaking [people aware of the significance of supercomputer development]のように適切に訳されている。ほかの箇所は日本語を素直に英語に移した表現となっている。だが、一つだけ難がある。「
ついたて」がscreenなどではなく「木の皮」の意味のbarkに訳されているのは解せない。

英日MT(英文社説のMT訳)

 Fugaku’s operation will be in full swing in fiscal 2021 and is currently in the trial operation stage. [Having said that], research has begun on measures [to deal with infectious diseases]
by  calculating [how droplets from a person’s mouth scatter and predicting [how high a protective partition should be]. A study has also been started[to analyze the structure of the virus’ surface [to find candidates for effective treatment]. Research [responding to society’s needs], such as [forecasting weather and assessing safety in vehicle collisions], is important in [making people aware of the significance of developing supercomputers]. (英文版社説)

 富岳の事業は2021年度に本格化し、現在、試運転段階です。
そうは言っても、口からの飛沫がどのように飛散するかを計算し、保護パーティションの高さを予測することで、感染症対策の研究が始まっています。効果的な治療の候補を見つけるためにウイルスの表面の構造を分析する研究も開始されました。スーパーコンピュータの開発の重要性を人々に知ってもらうためには、天気予報や車両衝突時の安全性評価など、社会のニーズに応える研究が重要です。

 英文社説のHaving said thatが「そうは言っても、」と訳されているが、論理的な関係を捉えた訳になっている。predicting [how high a protective partition should be]は「保護パーティションの高さを予測する」でも良いがshould be(「(高さが)どうあるべきか」)を反映して「保護パーティションの適切な高さを予測する」のように補った方が正確だろう。

その③

 スパコン市場では米国と中国のメーカーが覇権を争う。政府は、富岳の1位獲得を
弾みにして、日本の産業競争力をさらに高めていってもらいたい。富士通は、富岳の心臓部にあたる中央演算処理装置(CPU)を搭載したスパコン製品の販売を始めた。優れた技術を広く活用してもらう第一歩となろう。(社説)

 U.S. and Chinese manufacturers have been competing for supremacy in the supercomputer market. The government should take advantage of Fugaku’s first-place achievement [to further enhance Japan’s industrial competitiveness]. Fujitsu has begun selling supercomputer products [with Fugaku’s central processing unit (CPU), [which is the equivalent of the computer’s heart]]. This will be the first step toward the widespread use of excellent technologies. (英文版社説)

比較対照
 社説の「弾みにして」には英文社説ではtake advantage ofという英文を用いているのは参考になる。shouldは「もらいたい」になっている。「搭載した」は軽妙にwithで表現。ほかは社説の日本語を素直に英訳している。

比較対照MT


日英MT(和文社説のMT訳)

 スパコン市場では米国と中国のメーカーが覇権を争う。政府は、富岳の1位獲得を
弾みにして、日本の産業競争力をさらに高めていってもらいたい。富士通は、富岳の心臓部にあたる中央演算処理装置(CPU)を搭載したスパコン製品の販売を始めた。優れた技術を広く活用してもらう第一歩となろう。(社説)

 In the supercomputer market, US and Chinese manufacturers fight for hegemony. I would like the government [to boost Japan's industrial competitiveness [by taking advantage of Togaku's first place acquisition]]. Fujitsu began selling supercomputer products [equipped with a central processing unit (CPU)], which is the heart of Fudake]]. It will be the first step [to widely utilize excellent technology].

 「覇権を争う」は英文社説ではcompeting for supremacyだが、MT訳ではfight for hegemonyとなっている。「同盟国に対する政治的覇権」の意味を込めるにはMT訳が良いかもしれない。「もらいたい」はwould likeと素直に訳されている。社説の「弾みにして」に英文社説同様にMT訳がtake advantage ofを用いているのは素晴らしい。「搭載した」は、軽くwithとした英文社説と違い、普通にequipped withと訳している。なお、TogakuやFudakeは愛嬌だ。

英日MT(英文社説のMT訳)

 U.S. and Chinese manufacturers have been competing for supremacy in the supercomputer market. The government should take advantage of Fugaku’s first-place achievement [to further enhance Japan’s industrial competitiveness]. Fujitsu has begun selling supercomputer products [with Fugaku’s central processing unit (CPU), [which is the equivalent of the computer’s heart]]. This will be the first step toward the widespread use of excellent technologies. (英文版社説)

 米国と中国のメーカーは、スーパーコンピューター市場での優位性をめぐって競争しています。政府は、富岳の第一位の成果を活用して、日本の産業競争力をさらに強化すべきである。富士通は、コンピュータの心臓部に相当するフガクの中央演算処理装置(CPU)を搭載したスーパーコンピュータ製品の販売を開始した。これは、優れた技術の普及に向けた第一歩となるでしょう。

 competing for supremacyは「覇権」ではなく通常の訳語「優位性をめぐって競争」と訳している。take advantage ofは「弾みにして」ではなく普通に「を活用して」と訳している。withは「を搭載した」と訳されているが、学生にはできない訳だ。

その④

 画像認識や自動翻訳など、AIを活用した新技術が、次々と生まれている。こうした新しい分野で日本の
出遅れが目立つ。富岳は富士山の別名で、「高い頂と広い裾野」という意味が込められた。政府は、有用な研究インフラである スパコンの利用の裾野を広げることが求められる。(社説)

 New AI-based technologies are being created one after another, such as image recognition and automatic translation. Japan is noticeably lagging behind in these new fields. The word “Fugaku” — another name for Mt. Fuji — implies a lofty summit and wide base. The government must broaden the base for [using supercomputers as a powerful piece of research infrastructure]. (英文版社説)

比較対照

 社説の「という意味が込められた」は英文社説では素っ気なくimpliesが当てられている。「
有用な研究インフラ」はa powerful piece of research infrastructureとなっているが、「有用な」にpowerfulを当てるのは日英語の表現の違いということか。社説の「有用な研究インフラである」はas a powerful piece of research infrastructureとなっている。「スパコンの利用の裾野を広げる」はbroaden the base for [using supercomputersという表現だ。「が求められる」もmustだ。

比較対照MT

日英MT(和文社説のMT訳)

 画像認識や自動翻訳など、AIを活用した新技術が、次々と生まれている。こうした新しい分野で日本の
出遅れが目立つ。富岳は富士山の別名で、「高い頂と広い裾野」という意味が込められた。政府は、有用な研究インフラであるスパコンの利用の裾野を広げることが求められる。(社説)

 New technologies [utilizing AI such as image recognition and automatic translation] are being created one after another. Japan is lagging behind in these new fields. Fudake is another name for Mt. Fuji, and it means "high peak and wide foot." The government is required to broaden the range of uses for supercomputers, which is a useful research infrastructure.

 社説の「
出遅れが目立つ」は英文社説ではnoticeably lagging behindと表現されているがMT訳では「目立つ」が落ちて lagging behindだけで表現されている。noticeablyは付けるべきだろう。社説の「という意味が込められた」はimpliesを当てた英文社説同様MT訳では素っ気なくmeansが当てられている。broaden the range of uses for supercomputersでは「スパコンの利用の裾野を広げる」の訳にはならない。「の利用」はuses forではなくuses ofだろう。

英日MT(英文社説のMT訳)

 New AI-based technologies are being created one after another, such as image recognition and automatic translation. Japan is noticeably lagging behind in these new fields. The word “Fugaku” — another name for Mt. Fuji — implies a lofty summit and wide base. The government must broaden the base for [using supercomputers as a powerful piece of research infrastructure]. (英文版社説)

 画像認識や自動翻訳など、新しいAIベースのテクノロジーが次々と作成されています。日本はこれらの新しい分野で著しく遅れています。「富岳」という言葉は、
山の別名です。富士—高い頂上と広い基盤を意味します。政府は、スーパーコンピューターを強力な研究インフラストラクチャとして使用するための基盤を拡大する必要があります。

another name for Mt. Fujiが「山の別名」となっているが、もちろん「富士山の別名」が正しい。「富士—高い頂上と広い基盤を意味します」は、どういうアルゴリズムによってか不可解だが、英文を…for Mt.までで切ってFuji — implies a lofty summit and wide baseのように解析し、「富士—」という半端な訳を付けてしまったのだろう。Google翻訳らしからぬ失敗だ。


                     付言

 「危険な暑さ」が続く中でも屋外でのマスク着用が目立つが、それで熱中症になれば、コロナの疑いもあるため、肺のCT検査やPCR検査とその診断待ちで手当てが遅れ、死に至ることもある。1日の熱中症患者数はコロナ陽性者の3倍近くにもなる。富岳が色々な場所での「コロナの飛沫」の解析を行っているが、電車でも窓を若干開ければエアロゾルが滞留しない。富岳を使うまでもなく、スーパーでも会話をしなければ飛沫は飛ばない。食事中は、友人や家族でも「大声での会話を避ける」ように店内放送を繰り返せば良い。そもそもマスクをするのは何のためか?咳や話したときに飛沫を飛ばさないためで、一人で黙って歩いていて飛沫を飛ばすことはない 。いつでもどこでもマスクをする異常な日常。35度超えの街中で汗をかきながらマスクをするのは日本だけだ。マスクは効果を考えて着脱しよう。

 店内はむろんアフターで男女がさらに濃厚接触するキャバクラやガールズバーやホストクラブ、高齢の男女がマスクなしで肩を寄せ合いデュエットするカラオケやみんなが叫ぶライブハウスは法律を変えて閉鎖したら良い。そこがコロナの主要な発信源であったし、これまでの感染経路不明とされるケースも、そうしたところに出入りする男女が家族に感染させた可能性は高い。水商売が「新しい生活様式」に存在して良いのかも考えたい。他府県から選手を集める高校の運動部の入浴寝食も密になる寮生活も禁止する。

 PCR検査は東大だけでも1日に10万件できる。PCR自動検査機器は日本製が世界で使われているのに、日本で使用できないのはおかしくないか。いつでもどこでも検査することは可能なのだ。検査キットを国民に配っても良い。感染拡大期のGO TO Travelをやめたら良い。やれることをしないで、(電通ほか政権と繋がる利権業者へ資金を流すなど)いらないことをする阿保のマスク政権は去ってほしい。

 


成田一(なりた はじめ)
大阪大学大学院言語文化研究科名誉教授。英日対照構造論・機械翻訳・言語教育/習得論専攻。大阪大学功績賞受賞。
著書『パソコン翻訳の世界』(講談社現代新書)、『日本人に相応しい英語教育』(松柏社)、編著『こうすれば使える機械翻訳』(バベルプレス)、『英語リフレッシュ講座』(大阪大学出版会)、共著『名詞』「現代の英文法6」(研究社)、『ことばは生きている』(人文書院)、『日本語の名詞修飾表現』(くろしお出版)、『翻訳辞典2002』(アルク)、『私のおすすめパソコンソフト』(岩波書店)、『英語教育徹底リフレッシュ』(開拓社)、『21世紀英語研究の諸相―言語と文化からの視点―』(開拓者)他。英文テキスト編注解説、論文・新聞(読売、朝日、日経など)・雑誌記事(『SPA!』(責任編著)、『週刊現代』、『英語教育』、『新英語教育』、『Professional English』、『The Professional Translator』、『Cat(cross and talk)』他)多数。英語教育総合学会会長。