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■翻訳に役立つソフトウェア活用法

第10回 便利なワードカウントソフト「Count Anything」

投稿日時:2011/01/10(月) 14:19rss

 第10回 便利なワードカウントソフト「Count Anything」
 
小室 誠一  翻訳システムテクノロジスト
(バイリンガルサービス事業 マネージャー、株式会社 バベル)
 
この連載では、翻訳ソフトや翻訳メモリソフトに限らず、翻訳業務の効率化に役立つソフトウェアを取り上げて、その活用法を紹介します。
 



第10回は、便利なワードカウントソフト「Count Anything」(フリーウエア)を取り上げます。
 
翻訳作業にワードカウントは欠かせません。特に、ファイル形式の異なる複数のファイルを一度に扱う場合に、それぞれのソフトウェアを起動して一つずつカウントしていたのでは日が暮れてしまいます。
 
「Count Anything」は以下のファイル形式に対応しています。これだけあれば通常の翻訳では十分でしょう。
 
Microsoft Office: Word (.doc, .rtf)、Excel (.xls, .csv)、PowerPoint (.ppt)
Open Office: Writer (.odt)、Impress (.odp)、Calc (.ods)
HTML、XML、Text、PDF
 
■「Count Anything」のホームページ(ここからダウンロードできます)
http://ginstrom.com/CountAnything/

 
<使い方>
 
「Count Anything」のホームページからダウンロードしてインストールしてください。現在バージョンは2.0です。
 
(1)起動する
 
「Count Anything」を起動します(図1)。
「ツール」メニューの「言語」から、メニュー表示を「英語」と「日本語」に切り替えできます。
 
(図1)
 
 
(2)カウントしたいファイルを追加する
 
文字カウントするにはカウントするファイルを追加する必要があります。
ファイル一覧のボックスにファイルをドラッグ・アンド・ドロップするか、ボックスの下にある「ファイルの追加」「フォルダの追加」「URLの追加」をクリックして、それぞれファイル、フォルダ、URLを指定して追加します。(図2)はURLの追加をしているところです。
ファイルの追加が済んだら、右下の「文字カウントの実行」ボタンをクリックします。
 
(図2)
 
 
(3)カウント結果の表示
 
「文字数」タブが開いて文字カウントの結果が表示されます(図3)。
 
(図3)
 
それぞれのファイルごとに「ファイル名」「単語数」「文字数(スペースを含めない)」「全角文字」「半角英数の単語数」が表示され、一番下には合計も表示されます。
 
ここで、「単語数」と「半角英数の単語数」とがあって違いが分かりにくいと思いますが、単語数は全角文字数と半角英数の単語数の合計で、半角英数の単語数には半角カタカナも含まれるようです。MS Wordの文字カウントと少し違いがあります。
 
 
(4)詳細表示
 
これだけなら、わざわざ皆さんに紹介するようなソフトではありませんが、詳細表示(Drilling Down on Results)ができるのが特長です。
 
ここでファイル名「count_sample.csv」をクリックしてみましょう。
 
「Report for count_sample.csv」画面が開きます(図4)。先ほどの一覧表にあった項目が表形式になって、「文字数」と「全角文字数」の項目がリンク文字になっています。
 
(図4)
 
それでは「文字数」をクリックしてみましょう。
 
「count_sample.csv :: 文字数」画面が開きます(図5)。
「英字」「数字」「記号」「空白文字」「全角文字」といった文字種ごとにカウント結果が表示されます。
 
(図5)
 
さらに「全角文字数」をクリックします。
 
「count_sample.csv :: 全角文字」画面が開きます(図6)。
ここでは「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「半角カタカナ」などの文字種ごとにカウント結果が表示されます。「ハングル」もあります。
 
(図6)
 
さて、表示方法を一通り確認したので、画面左上の「Full Report >> count_sample.csv >> 全角文字」のナビゲーション・リンクの「Full Report」をクリックしてカウント結果一覧画面に戻りましょう。
 
 
(5)カウント結果の保存
 
文字カウントの結果を保存するには「ファイル」メニュー→「上書き保存」をクリックします(図7)。
 
(図7)
 
保存形式はHTMLです。詳細表示画面で保存すれば、表示されたとおりに保存できます。
 
保存したファイルをWEBブラウザで表示してみましょう(図8)。
 
(図8)
 


 
フリーソフトでも役に立つソフトがたくさんあります。今年もどんどん紹介して参ります。皆さんもぜひ自分で操作してみて、これは便利だと思ったら積極的に活用して、生産性を大いに向上させましょう。
 

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