大きくする 標準 小さくする

<新>翻訳に役立つソフトウェア活用法

第3回 HTML編集用テキストエディタ「Crescent Eve」

投稿日時:2013/06/25(火) 14:30


 
第3回 HTML編集用テキストエディタ「Crescent Eve」
 
小室 誠一  翻訳システムテクノロジスト
(バベル翻訳大学院eトランステクノロジー研究所)
 
   
 
Web翻訳などで、HTMLファイルでの翻訳作業中に、ちょっとHTMLを編集したい場合があるでしょう。そんな時に、ホームページ制作用のオーサリングソフトを使うと動作が重い上に、余分なタグが自動的に付加されてイライラしたことがあるはずです。かといって、普通のテキストエディタだとタグ打ちが面倒で、間違いも多くなりがちです。
今回は、シンプルな割にHTML機能が充実したテキストエディタ「Crescent Eve」を取り上げます。
 
■Crescent Eveをインストールする
 
Crescent Eveは以下のWebサイトからダウンロードできます。
フリーソフトなので無料で利用できます。(動作環境は、Windows 2000、XP、Vista、7) 
http://www.kashim.com/eve/
 
ダウンロードしたインストールファイルをダブルクリックすると、セットアップ画面が開きます(図1)。
通常は、他にもテキストエディタを使用しているでしょうから、「デスクトップにショートカットを作成」と「Internet Explorer のソース表示に使用」以外のチェックを外した方が良いかもしれません。
 
(図1) 
 
あとは「次へ」を2回ほどクリックすればインストール完了です。
 
さっそく起動してみましょう。
メモ帳並みにシンプルな画面です(図2)。
ここでツールバーの右端にあるアイコンをクリックすると、ファイル形式の一覧が表示されます。
とりあえずHTMLを作成するなら、HTML 4.01 Transitional にしておけば良いでしょう。
 
(図2) 
 
おもむろに、< と入力するとDOCTYPEの定型文の候補が表示されました(図3)。
この、さりげなさがなんとも素晴らしい。
「Enter」キーを押すだけでHTMLバージョンの入力が確定します。
 
(図3) 
 
続いて、< と入力するだけで<html>が、またまた < と入力すると、さすがにプルダウンメニューが開いて、判断を求めてきました(図4)。
当然ここはhead を選びます。
 
(図4) 
 
さて、次はどれを入れたらいいでしょうか? まるでHTMLのテストみたいで面白いですね(図5)。
 
(図5) 
 
答えは <title> でした。簡単ですね。
 
次に < を入力すると、ここはちゃんと終了タグの候補に絞り込んで表示してきました(図6)。
 
(図6) 
 
HTML文法チェック機能を使って、タグ入力の誤りを調べることができます(図7)。
さすがに首相官邸のWEBページは、大きなエラーはないようです。
 
(図7) 
 
HTML文書もタグをすべて手入力するのは大変ですが、このようなツールを使えば楽に作成できます。また、これからの翻訳作業にはHTMLの知識は不可欠ですので、練習ツールとしても活用できるでしょう。
 

コメント

名前:
メールアドレス:
コメント:
ファイル
28bd7a22908575fe147485dfe30aeaf8.png?1511408281
画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

プロフィール

小室誠一
1990年から機械翻訳のユーザーとして活用法の研究を行う。
バベル翻訳大学院で、翻訳者のためのテキスト処理など、ITスキルに関する講座を担当。
また、フリーの翻訳者として毎日CATツールを使うのが嬉しくてたまらない。
ブルーグラス、バードウオッチング、俳句をこよなく愛しているが、最近は孫と遊ぶのに夢中。

編集部宛投稿メール

編集部宛の投稿は以下のフォームからお送りください。

みなさまの投稿をお待ちしております。

 

【編集部宛メールフォーム】

ブログ一覧