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●2020年10月22日 第257号 巻頭言●

「世界は翻訳である、と、知る体験をしよう!」―その2






  

 


バベル翻訳専門職大学院 学長 湯浅美代子 
 

 もう10月、東京は大分涼しくなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
そして、あなたご自身の翻訳の探求の旅、楽しんでおいででしょうか?

 今や東京では、仕事でも、私用でも、街中を行き交う人々は皆マスクを当然のように着用し、しかも、白や黒、肌色やグレー、花柄など色とりどりのマスクファッションが花盛りです。まるで、マスクファッションを楽しんでいるかに見えます。
 手作りマスクでカラーバリエーションを楽しみつつ、半年以上も着用し続けているので、すっかり、必須アイテムになり、なんとなく手放せなくなっているのでは?などと、老婆心ながら観察しています。
 「どんな時でもおしゃれ心を忘れない!!」という精神は、とても素晴らしい大事な点です。また、
おしゃれ心とはとても素敵ですが、おしゃれ心に限らず、いつもこのような、何か自分らしい流儀を持って生きる!という自己流精神がポイントです
 という私は、ノーマスクです。なんだかわけがわからなかった2月、3月頃までは、マスクは品切れで買えませんでしたから、自宅にあった子供用の小さいマスク、多分小学校などで給食担当の子供たちが装着するのかと思いますが、小さなサイズなので、ほとんど口の周りだけを隠す、というようなサイズでしたが、それを、事務所受付やお店に入り、人と話すときは使用しましたが、外に出たらすぐに外していました。昔から、マスクはほとんど使用したことがなく、風邪をひいてもマスクなど使用しなかったと思います。くしゃみはハンカチで口を覆えばいいのですし、無いときは袖でも、手でもいいのです!(笑)というくらいどうでもいいのでは?というズボラな考え方なのですから。(笑)

 ところで、
「パンデミック」などという現象は、どういう状態なのか?を考えてみましょう。つまり、「パンデミック」とは、人々の心、意識の状態が自立した平常心を失って、不安、恐怖に支配されてしまい、事態を客観的に観るという正常な心の働きができない状態、と定義できます。今回のコロナ騒動は、現状の人類の精神的基盤や科学知識、文化・文明というものが人々のあいまいな心の状態に依存・依拠していて、特別に確固たるものではなく、過去の体験、記憶情報に依存しているにすぎないのではないか?つまり、記憶と過去の体験により制御された日常というシステムを共有しているに過ぎないのではないか?という気づきを与えてくれたのです。
 ここで思い出されるのが、AIですね。AIと私たち人間の意識は、このコロナ騒動の対応だとあまり褒められたものではないですね。これでは、AIとたいして変わらなくなってしまいますが、私たちとAIとの基本的な違いは、この日常のシステムにあるのではなく、非日常、つまり、毎日同じことを繰り返す日常はAIに任せて、人間としての存在理由(レゾンデートル
raison d’etre )を問いかけるとき人間の意味があるのですね。このように、私たちには、人間としての存在理由(レゾンデートルraison d’etre )を問いつつ生きていく、という点にあります。AIは自己の存在理由(レゾンデートルraison d’etre )を決して問うことはないでしょう!!

 ところで、ご承知の方も多いかと思いますが、[YouTube 松田政策研究所ch.]で、
巻頭言文末、参照)
既に日本では集団免疫が成立(★京都大学大学院特定教授上久保先生の集団免疫研究)しているそうで、死亡者数は激減しているようです。同時に上久保先生の書籍「ここまでわかった―新型コロナ」が出版されています。よろしかったらお読みください。

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●2020年10月22日 第257号 ALUMNI編集室から●

発行:バベル翻訳大学院 ALUMNI Association
 

【シリーズ】翻訳の観点から日本語を再考する
  第一回 歪められた日本語、日本人のルーツ









バベル翻訳専門職大学院(USA) 副学長 堀田都茂樹
 


 ご存知でしょうか、日本は2,000年を越える世界最古の国であることを。
2番目がデンマーク、そして英国と続きます。日本は男系の皇統で続く、2,000年を越える最古の国となります。

では、この日本という国のルーツ、皇室の先祖はどこから来たのか、をご存知でしょうか。日本人騎馬民族説から始まり、大陸、朝鮮半島経由で来たと言うまやかしの説がこれまで唱えられてきました。

中国4,000年の歴史、韓国5,000年の歴史と言うまやかしが未だにまかり通っています。しかし承知のように、中華人民共和国は71年、漢民族の継続性はまるでなく、異民族の混血に過ぎません。また、韓国は73年の歴史に過ぎません。

90年代から2,000年にかけて、これらの歴史を決定的に覆す、科学的根拠が発見されつつあります。

結論から言いますと、日本人は北、今のロシア、満州、モンゴル等から来たツングース族と、その後、南、インドネシア、太平洋、ニュージーランド、ハワイ、台湾等から来たオーストロネシア人との混血からなる、海洋民族とのことです。

その科学的根拠は3つあります。

ひとつは、言語学的根拠です。

言語構造をみると、日本語とそっくりなのが今のロシア、満州、モンゴル等に住んでいたツングース語族の使う言語、ただ、唯一、接頭辞が使われていないのが例外とのことです。しかし、この接頭辞をふんだんに使う語族がオーストロネシア語族だそうです。

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●投稿願いあり

2020年10月22日 第257号 掲載記事

第257号掲載記事
WEB版 The Professional Translator
2020年10月22日号 (第257号) <新創刊2010年2月24日第1号発行/通巻第685号>

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